アイドリングが安定しないとの事で入庫。


早速エンジンかけてみるとどうやら3気筒。

アクセル煽っても爆発しないしキャブでも詰まってるのかなと思い分解するも特に詰まりなどなく異常なし。

次にやることと言えば同調なので測ってみると数値が出ない。

これはまさか、、と思い負圧ホースを繋げてみると負圧どころか圧縮が帰ってきており風船繋げればどこまでも膨らみそうな感じ。

あちゃー、自分とした事がまず圧縮見ないといけないだろと年に2回くらいある思い込みでの無駄な修理。

当然僕のミスなのでキャブの代金は頂けません。

そんなこんなでとりあえずヘッドを開ける事は確定なのでお客様に連絡。


カムシャフト外して確認するとなんとタペットシムがありませんでした。

なぜこうなってるのかは過去に開けた本人にしか分かりません。

ガイドも押されたまま戻ってこないので結構最悪なパターンです。


シリンダーヘッドとご対面です。

バルブが飛び出たまま戻りません。

こりゃ圧縮なんてされるわけもなく当然3気筒にしかなりません。

このヘッドを使うとゆう選択肢が消えたことをまたオーナー様にご相談した結果中古エンジンごとかってヘッドのみ載せ替えることに決定しました。

 


ヤフオクで毎晩あーでもないこーでもないと考えながらようやくゲットしたエンジンを早速バラして点検します。

カーボンの蓄積はあるもののバルブの曲がりもなくクリアランスもOK、運が良かったみたいです。

今回はシートカットも必要ないので擦り合わせのみです。

いつもハーレーが多いのでバルブは前後合わせても4本ですが今回は16本ありすます、、。

令和ですのでタコ棒なんて最後しか使いません。

エアバルブラッパーとゆう最先端の工具で時短です。


無事ヘッド作業も完了しましたが年式違いのエンジンを購入したため環境装置がついてますのでそれをカットすべくちょつとだけ工作です。

昔から図工は得意だったので簡単です。


装着した画像がこちら。

顔でも描きたくなりますが僕のバイクじゃないのでやめておきます。



無事作業完了し絶好調になりましたよ。


このエンジンはもうゴミなので鉄屋さんに持ってってもらいます。

決してヤフオク出せばお金になるなんて考えは捨ててくださいね。そうやって不良品が出回りまた同じ被害者が誕生しちゃいます。


簡単な仕事もあれば時に赤字ななのでは?なんて仕事もありますが波は一定じゃないから乗ると面白いのだと思います。


おわり



Gardena motorcycle

石川県白山市