第2話『大事なハンカチ』
ぉれが学校へ着くと
HRが終わった休み時間だった。
3-Bのクラスは転校生の話題で持ちきりだった。
ぉれ「あの暴力女が…転校生の正体だと!?
ミカ「あんたは…さっきの変態!
ゆうじ「なに お前ミカちゃんと知り合いかよ!
のりお「どんな関係だ
ケンジ「まさか何かしたんじゃね~だろな!
ぉれ「いや、今朝ちょっとな…
ミカ「えハンカチ
ぉれ「落としたのが使用済みのナプキンなら返さないんだけどな
涼太はミカにハンカチを渡した。
ぉれ「女が大事なモンなくすのはバージンだけにしとけ
ミカ「あ…ありがとう…
ぉれ「おおパンツの中に入れてたからな!最近 尿のキレが悪いから丁度いいかなって
ミカ「わ~い幸せの黄色いハンカチ~
ドカッ
ぉれ「くっ 膀胱に暴行だと…ガクッ…
のりお「うお…失禁してやがる」
ミカ「ねぇ…この変態の名前 なんつうの?」
ゆうじ「こいつは涼太…クラス1のムードメーカーだ
ミカ「涼太ね…覚えとこ。」
噂が噂を呼び、
その日のうちにミカの可愛いさは学校の噂になった。
しかしミカの高慢な見た目からか、誰も声をかけられずにいた。
その日の夜
ぉれはなんだか不思議な気持ちになった。
いつものぉれなら こんな可愛い子にはすぐがっついていた。
ただ
あの女は違う。
性格が理想じゃないだとか そんなんじゃない。
なにか 懐かしいような
そんな気持ちになった。
あの、目をそらしながら言う「ありがとう」が
妙に心に残った。
つづく