というタイトルでありながら、今日は一食だけ(いつものことだが)食べた。

が、絶食をしていると、それがキモチよくなる。

「おなかすいたよ~」

と文字通り空腹を抱きかかえながら床に就くのは、ホントに寂しく、わびしいものである。

が、同時に、

「こんな空腹に耐えてる自分ってカッコよくない?」

などと思う。

そして、空腹が快楽へと変わる。キツイのがキモチイイ。

今日は昼飯を食ったが、「絶食しなくてちょっと残念」なんて気持ちも脳裏をよぎる。
明日は仕事だが、さほどキツくないし、朝も早くない。
もう、体調はかなり回復しているが、明日も絶食してみようかな。

はい、もちろんMです。M以外の何者でもありません。


ところで、「絶食」は体にいいです。
健康な方にも、「絶食」はお奨めです。
体内から「毒抜き」(英語で言えば "detox (detoxification)" というやつか)できる。
体がスッキリするのである。
ぜひ、一度はどうぞ。


ところで、夜は、教育テレビばかり観ていた。今年は、教育テレビ放送開始50周年ということで、特集番組が多く放送されている。
まずは「ETV50 もう一度見たい教育テレビ」の第3回。今日のテーマは「学校放送」
あのチョーさんがスタジオに登場!
チョーさんって、もちろん、旧・芸名、長島雄一、あの名作(迷作)教育番組、小学3年社会科の「たんけんぼくのまち」の主人公である。
チョーさんのブログ「きのう、チョー、あした」コチラ
「たんけんぼくのまち」といえば、放送開始時に私は中学に入っていたが、とにかくめったやたらと面白すぎる番組であった。チョーさんのアドリブ連発、時々、子ども置いてきぼりのギャグが炸裂。
これを学校の授業中に見せていいのか?なんて思ってしまうほど、面白かった。
ときどき、教育テレビはこういうイカれた番組をやってくれるから、楽しい。
夏休みに集中的に再放送されるときには、欠かさず観ていた。ちなみに、1年目は、主題歌を、かの坂本九が歌っていた(日航機事故で亡くなってからは、チョーさん自身が歌うようになったが)。

「たんけんぼくのまち」の後番組「このまちだいすき」もケッサクであった。主題歌は、あの「ヤッターマン」でおなじみの(あるいは「燃えよドラゴンズ」でおなじみの)山本正之である。
さあ、教育番組ヲタクなので、語らせたら止まらないぞ……けど、この辺でやめておきます。

その後、「ETV50バースデーウィーク第三夜 こどものきもち24じ」を観る。
たいへんに、素晴らしい番組だった。
都会、田舎、さまざまな場所、境遇で暮らす子どもたち(主に小中学生)のドキュメンタリー。
東京、夜遅くまで、中学入試のために塾に通う子どもたち。
東京、不登校の子どもたちが通うフリー・スクール。
北海道、牛の出産の手伝いをする、酪農家の子ども。
神奈川、いろいろな国の子どもたち(子どもたちの生まれも育ちも日本)が通う小学校。
長崎、主に虐待に遭った子どもたちが入所している施設。

特に、長崎の施設のハヤトくんのエピソード。
たぶん、いちばんの問題児で、授業はサボる。夜には大声を出して騒ぐ。職員や先生の言うことなんか、聞こうとしない。

ディレクターとカメラマンは、施設の敷地の隅にたった一人でいるハヤトくんに近づき、
「どうして授業出ないの?」
などと話しかける。
無視し、まともに返事もしない不機嫌なハヤトくん。
アリの巣を見つけ、いたずらをするハヤトくん。
「あー、かわいそう」
などとディレクターが言うと、ハヤトくんは、だんだんと返事をするようになってくる。
やがて、ハヤトくんが、ディレクターに近づく。
ディレクターは、自分がカメラに写り込まないように気を付けているので、ついついカメラから離れてしまう。
そのとき、
「どうして逃げるの!?」
と、相変わらず不機嫌そうに言うハヤトくん。

次の瞬間である。

ガバッっとディレクターに抱きつくハヤトくん。

ハヤトくんが無邪気に笑いこけながら、ディレクターにしっかりとしがみつき、じゃれつき始める……。


ハイ、この場面には、マジで泣きました。ハヤトくんに泣かされました。

やはり、彼も、あまりに大きなものを背負っているのだ。ただそれを上手く表現する術を持っていないだけなのだ……。
彼は、誰かにかまって欲しかったのだ。
寂しかったのだ。
孤独だったのだ。

そう思うと、涙がこぼれるのを止められなかった。

いや、「虐待」を受けたハヤトくんだけでなく、ここに登場した子どもたちみんなが、何かしらを背負っているのかもしれない。
背負っていないにしても、実際問題、彼らの生きる未来の地球というところには、あまり明るい世界が拡がっているとは思えない。

けれど、「それでもがんばって生きろよ」とおじさんは思うのであった。