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思い立ったが吉日
さんとの「お喋りタイム」に挑戦したくて
13時に伺うと
ちょっと前に目覚めたさん。
さん。起きているのが辛いそうです。
それでも居間に来て
椅子に腰掛け
飲み物を啜り
誤嚥しそうなのか乾いた咳をし
怖いお顔です。
師匠が
蜜豆をご馳走してくれました
さんは食べないとのことで、栄養ドリンクと麦茶を交互に啜っては咳をしてそこで
師匠には別室で過ごして頂くことにし、二人にして貰いました。
：この遊び方を教わりたくて来ました
これをテーブルの上に出したら
手を伸ばして
掴み
蓋を持ち上げて
：これ一つ
：はい：それじゃ足りない。もっといっぱい無きゃ遊べないんだよ：エッ これ一つじゃ遊べないの
：こんなもんじゃないんだ。もっといっぱい無きゃダメだ
と言って蓋をしてしまいました。
ビックリしましたが、ならばと食い下がり
咳をするさんの背後に回って、背中を擦りながら
さんの背後に回って、背中を擦りながら：あらぁ知らなかったぁ。花札ってこれ一つで遊ぶんだと思ってたの。両親から遊び方を教わらなかったからね、綺麗な札でどうやって遊ぶのか知りたかったのになぁ。
そっか 足りないのかぁ…
すると
また蓋を開け
札を仲間分けし始めて
それぞれの名前（雨、紅葉、坊主、松…）
猪鹿蝶
２０、１０、５
赤短、青短
等言葉少なに教えてくれました。
：なるほど。ありがとうございます。少し分かりました：こんなのは分かった内には入らない：えーそうなのさんは子どもの時遊んだの
：父親がこれの５、６倍は箱に入れてあった。色んな遊び方がいっぱいあって、こんなんじゃ遊べないんだよ：エッ もしかして絵ももっと色々あるの
：説明しきれないほど、もっといっぱいあるんだよ：えーー 知らなかったぁ：第一 そんな話をしてる場合じゃないんだ。具合が悪いんだよ：どうもありがとうございました
と、片付けながらお礼を言うと
：寝ると、立ち上がり、寝室に入ったさんでした。
さんでした。
今度は師匠とお喋りしました。
暫くすると
寝室から出てきて
：焼き鳥を食べる
とのこと。
師匠が直ぐにレンチンしてテーブルに出すと
噎せることもなく、咳もせずに麦茶を啜りながら串を２本とご飯を少し食べて、また寝室に入ったさんでした。
今夜はこちらをご覧ください
【蘇州夜曲（handflute & piano）】
2021/07/02
by CHILDHOOD
ふりかえる
今日はさんの笑顔は見られませんでした
それでも師匠は「あんなにしっかり喋ってた」と、喜んでくださいました。
：何が当たりで、何がいいのか分かりませんが、手を変え品を変えてアプローチしてみましょう
と、次回の日時を決めました。
帰り際
師匠が寝室を開けて「パパ、ゴロさん帰るって」
その言葉と一緒に
：ありがとうございました。また遊びに来ます
：（頷く）
怖いお顔ではなかったので救われました
16時 退去。
それでは また 