3日
『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』より

7月は、グレゴリオ暦で年の第7の月に当たり、31日間ある(大の月なのですね)。

日本では、旧暦7月を文月=ふづき、ふみづきと呼び、現在では新暦7月の別名としても
用いてるのですね。文月の由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に
曝したりする風習があるからというのが定説となっているのですね。
しかし、七夕の行事は奈良時代に中国から伝わったもので、
元々日本にはないものであるので。そこで、稲の穂が含む月であることから「含み月」「穂含み月」の意であるとする説もあり。また、「秋初月(あきはづき)」、「七夜月(ななよづき)」の別名もあるのですね。


2日
(七月)
歳時記は、暦が立秋とすれば、自動的に秋なのですね。
:七月や既にたのしき草の丈    日野 草城
:七月の神事始めや稚児の舞    清
:七月やグラスに落ちた鍵ひとつ    木乃花
○文月=ふみづき(「ふつき」とも》陰暦七月の異称。ふみづき。《季 秋》)
:文月やひとりはほしき娘の子    宝井 其角
:文月や北の紫陽花雨に映え    みがじ
:文月や地球の自転早くなり
♪庭屋さん草丈見てる半夏生    鼓風
○寡黙=かもく
:遠吠えや寡黙な二人の炭をつぐ    俊郎
:マスカット寡黙な人と添ひてきし    杉の子
:寡黙なる瞳の寂し吾亦紅    和華
♪命日に吾寡黙にと歌供養    鼓風
 


七月ついたち
〔!ゴロンベ いとこ会のみなさんへ!〕
ラッキィセブンの七月だマス。
新年から数えても、半年間。なにごともなく無事に
普通の生活を、出来たって事ってことですね。
!お互いにおめでとサンでござんすね!。

七月は、仏教徒の言う(お盆の月)なのですね。
まあああ、お盆は、月遅れだとか、旧盆だとか、それぞれの土地にある風俗的なお盆も
ありますのでね。ただ、
目連=もくれんさんの持つ、神通力によって、あの世の母の姿を見た事からが、故事来歴となってるようですよ。それでさああ、
お盆とは、仏様を供養=くようする供物を運ぶ「お盆」の盆が、お盆の語源だと
言われてるのですね。

厚沢部=あっさぶは、どちらの部落も、月遅れのお盆のようですから。8月もまた、
それこそ詳しくお盆の話を書かなければならないのですね。