【カラスの恩返し】
北海道の開発で有名な丹羽五郎氏が、開拓地を下見に来た時、
知らぬ土地で、迷った事があって。
その時にカラスに助けられてるのですね。
雪に腰かけて、弁当を食べてる前を、カラスが、
うろうろするので、
「コレコレ、お前も冬なので、食べ物が少なくて、
腹減らしてるのか?」と、おかずを少し与えたそうです。
 

サッキまで晴れてたのに、頭の高さまでが吹雪いて、
空は見えるのです。が、前方が全く見えません。
こちらでは「地吹雪」と言います。
五郎さんは、「私の命もこれまでか?」と、すると、
空からカラスの声!五郎さんの頭上でクルリと、回転して、飛び去りました。
ハット気づいた!が、既に遅く、
カラスの姿は見えません。五郎さんは祈りました!、
「!カラスよ、心あるならば、助け給え!」と、
すると、サッキのカラスかどうかは、わかりませんが、また、飛んできました!
そしてまた、五郎さんの頭上でクルリと、回転して、サッキと同じ
方向に、鳴きながら飛び去りました。


五郎さんは、チャンスを与えてくれた!かと、
カラスの後を追いかけました。だが、
雪の上ですので、夢のなかのようで、なかなか進みません。カラスは、
だんだん小さくなり、点となり、見えなくなってしまいました。ですが、
方向だけはわかりましたので、運を天に任せて、
歩き続けたら、ヤット、道らしき物を見つけた。と
五郎さんの手記に記録されています。