2日
(十月)
:十月の空の高きへブーケ舞ふ    初凪
:十月の空より薄し朝の月    今瀬 剛一
:十月の雨の匂いがして受胎    対馬 康子
○神無月=かんなづき=神の留守(《「かむなづき」とも表記》陰暦一〇月の異称。
かみなしづき。かみさりづき。《季 冬》◆語源については、全国から神々が出雲大社に集まるため、諸国に神がいなくなる月の意からという俗説が古くから行われている。
別に、新米で酒をかもす「醸成月(かみなしづき)」、あるいは雷の鳴らない「雷無月(
かみなしづき)」の意ともいわれるが、「な」は「の」の意で、神を祭る月
すなわち「神の月」の意とする説が有力。
:かんなづきふくら雀ぞ先づ寒き    其角
:空狭き都に住むや神無月    夏目 漱石
:うぶすなの絵馬さまざまに神の留守    清