10日
(木の実独楽=このみこま)
:どれどれと父が乗り出す木の実独楽    たまき
:ひとときは童心となる木の実独楽    明人
:園児らの笑顔が浮かぶ木の実かな    正芒
:たとふればこまのはじける如くなり    虚子
:木の実独楽拗ねてゐるごとすぐ止まり    紺屋
:勝独楽のぴんと背筋を伸ばしをり    たけ
○木の実雨
:せせらぎに音加へをり木の実雨    元信
:ランプ宿炉のひろびろと木の実雨    すずかぜ
:リスの尾の見えつ隠れつ木の実雨    すずかぜ
○木の実⇔(秋の木の実の総称。食べれなくてもよい。果物をのぞく)
杉の実
:杉の実やぎくりと風の古巣箱    山田 みづえ
○胡桃=くるみ
オニグルミの果実。
:胡桃割る十をさびしき数として    大石 悦子
:夫の背に胡桃投げしこと懐し    ミチ子
○団栗・橡=どんぐり。《季 秋》)
:どんぐりの寝ん寝んころりころりかな    一茶
:どんぐりや帰る園児の宝物    舞風
:物干しに団栗入りのズボンかな    一弘