(おどりこくさ)
私たちは、自然が遊び相手でしたから。
この草の花を「ちこちこ」と呼んで、花をしゃぶって蜜を吸いましたよ。
:きりもなくふえて踊子草となる    後藤 比奈夫
○搗布=かじめ
(海藻。地方によりアラメともいう。さがらめ。《季 春》)
:蜑人(あまびと)らかじめを刈りて負ひきたる    秋桜子
:搗布採る海女や揃ひの磯草履    我風