(猿の生き胆=猿のいきぎも)
竜宮の女王様が、産後 の肥立ちが悪くて、竜王様が、
[なにか、いい手立てはあるまいか?]と、
家来の魚たちを集めて相談したら。蛸が、
[猿の生き胆が効くと聞いた事があります]と、
で、早速だれを使いに出したらよかろう?と、ひらめが
[くらげが脚が沢山あるからいいと思います]で、
くらげと決まって。砂浜まで来て。
すごい美人に化けて。木の上に居る猿を、竜宮の宣伝をして。頭に乗せて竜宮に
向かいましたけど、途中でおかしくなって笑いながら。
[猿さんなにも知らないで竜宮へ行くのですね。
あなたは女王様の病気の薬にされるのですよ]と、
猿は、
[それを早く教えてよ
きもを木の枝に干したまま来てしまったじゃないか
早く取に帰ろうよ]と、
岸に着いた猿は、木に登って、赤いお尻を見せたまま降りてこないので、
[猿さん、?どうしたのよ?]と、
猿は、
[きもは体の外にあるなかれ]と。
竜宮では、竜王が怒ったの怒らないのって
[くらげをみんなで叩いて骨なしにしなさい]と、
今のようなくらげが出来たのですとさ。