(ご神体)
八幡=はちまん様のご神体の事ですよ。
既述しましたように、山の神様と同居の八幡様だから。で、

戦時中は、天皇陛下と皇后陛下の写真を。学校と別棟にした、建物に
保管してたのですね。=保安殿=ほあんでんと呼ばれてました。
学校の行帰りには、最敬礼をして通らなければなりませんでした。

GHQの命令で、保安殿を撤去せよ。で、目名部落では考えたのですね。
[保安殿を、宮まで引きずって来て、八幡様を、それに納めて独立させよう]と、
その工事中は、ご神体を、稲荷神社にあずけておくべス。とね。
サテ完成したので、ご神体を保安殿の八幡様の社に移す儀式をとり行うベし。
その時この時丁度部落のなにかの行事と重なったのですね。でホレ、人出もかなりな
ものでしたよ。
稲荷神社から、ご神体を運ぶとき。神主さんが三人縦に並んで。
先頭がたいまつを持って、二人目が、棒のようなご神体を白い布で包んだ物を
捧げ持って。三人目が、なにも持たない随行者でした。

その三人のうち、だれかが獣の鳴き声のようなものを発声してましたよ。