◎御田=おでん
(《「でん」は「田楽=でんがく」の略》
関東煮。
関東では、おでん。
関西では、関東煮。
:硝子戸におでんの湯気の消えてゆく 虚子
:おでん酒貧乏ゆすりやめ給へ 倉橋 羊村
:夫あらば子あらばこそおでん種 角川 照子
◎湯豆腐=ゆどうふ
(湯奴(ゆやっこ)。
:ゆどうふや持薬の酒の一二杯 万太郎
:湯豆腐の煮詰まるまでの五七五 大和
:湯豆腐や話の弾む縄のれん たか子
(季節の鍋物)
グヅグヅと、しっかりと煮て、
婆様のぐんずらめぎと同じで味がありますね。
寒い季節に、体も心もぬくもりますものね。
◎毛布
(ブランケット。ケット。
:いと古りしもうふなれども手離さず たかし
:太陽におほつぴらダブル毛布干す 節子
◎muffler=マフラー
:マフラーに顔を埋めて初デート 六郎太
:恋さめて編みかけマフラーほどくのみ 絹子
:若かりし頃のマフラー捲いて見る ささ
◎sweater=せーたー
(《「スエーター」とも》かぶって着る形式のもの。
前あきのカーディガンも含めていうことがある。
:おとろへしかほうつむきやセーター編む 孝作
:陽だまりに孫のセーター毛玉取る 江斗奈
:セーターを編むでは解す老ゆる母 良坊
◎cardigan=かーでがん
(毛糸類で編んだ、前あきのジャケット。
:病床の吾を慰むカーデガン 鼓風
◎一茶忌(文政10年(1827)11月19日、)
:影伸ばす畦の捨鍬一茶の忌 一清
:誰鬼と児らの声高一茶の忌 嘉一
:わらべうたぷつりと途切れ一茶の忌 一清