◎土筆・筆頭菜=つくし
:つくづくしここらに寺の跡もあり    千代女
:古草にうす日たゆたふつくしかな    竜之介
白一色の冬ごもりから解放されて、大地の恵みとしていただくのですね。
◎苗木市=なえぎいち・苗売り
:苗売が来て風強き日なりけり    浪々子
:苗札を丹念に書き花圃造り    好夫
◎花の種(花の種全部を言う)
:買ひ過ぎて可笑しくなりぬ花の種    猪俣 千代子

◎木の芽和え
:夕餉には木の芽添えたる煮付けかな    ぽんこ
:木の芽あえ香りゆたかに夫待つ    かりん