【伝授出来なかった関白秀吉】
[余をなんじの弟子にして、茶道の奥義を授け給え!]
秀吉が、千利休は、
[殿下にはその心がございませんので出来ません]と、
なんだかんだ、あれだこれだとの話し合いの上から、
それではと千利休が、
[弟子が、上座に居て、師匠が下座でかしこまての
伝授はございますまい?]と、
[それならば、座を入れ替えればよろしいのだな?]と
それではと、座る場所を変えての指導が始まりました。千利休が、
[これこれ藤吉郎]
これにはさすがの秀吉も「参ったっ」ですが、奥義が
授かるのならば!と、耐えたのです。しかし
[これこれ藤吉郎水を汲んで参れっ]
ところが、台所の出口まで家臣たちが、水を汲んで来てて、それを受け取ったので、
[コラッ 藤吉郎っ、なんで自分で水を汲まないのだっ]

さすがに秀吉も、降参してしまい。
[奥義とはそれほどに力のそなわる物なのか?]
[いかにも、めったに動揺などはございません]と、
それではと、秀吉がいろいろと試したのです。が、
どれもこれも、秀吉の失敗に終わってるのです。