【目名の山の神】
私の父親が、(神社の別当=べっとう)をしてた時、正月に、山ノ神の蝋燭(ろうそく)を取替えに行ったら、蝋燭の火がプット消えて、蝋燭の中ほどから黒い煙が立ち上った
ので、?これはおかしい、オレ一人が見ただけではだめだから、(酒部屋=さかべや)でたむろしてる人たちも呼んで見せなければと、みんなに見てもらったそうです。
みんなは口を揃えて、
[今年の山仕事気をつけねば!]と、
でしたが、その年一年間で、二人の人が山仕事の事故で死にました。
◎言葉の説明。
○別当(べっとう)
神主の=神官=ねぎの居ない神社の世話役。
○酒部屋(さかべや)
神社の本殿のとなりにある部屋で、お参りに来た人たちがたむろしてる部屋。