(小砂内沢=こさないざわの大蛇)
厚沢部=あっさぶ町館=たて町の部落に当路=とうろと言う所があります。
この部落に有る沢で、(小砂内沢=こさないさわ)
この沢は、山菜がとても豊富にあって、地元の人はもちろんですけど、それよりも
函館などからのお客さんもかなりのものなのです。

この部落には、「神の山」と呼ばれる山もあるのです。

今でも残ってる、昔の話し

小砂内沢にアイコ=山菜の名。を採りに行ったら、なにか太い丸太のようなものを、
ふんづけたそうです。フト見るとそれは大蛇だったのです。

私たち子どもの頃、親によく言い聞かされたものです。
[山サ行って、おおきったらヘビを見たら、ヤット=すぐに目をつぶれよ]と、
山に居る大きなヘビは、いずれ「竜」になるものだから。と

そしたらこの大蛇が、人の言葉で
[ワシを見た事を、だれにもしゃべらなければ、おまえの命は助けてやる]と、
?そこはホレ人間だもの、人ですもの、しゃべるな。と言えば必ずしゃべる。
それで、なん年もの間、(ブラブラ病)で、枯れ木が倒れるようにして
その人は、この世を去ったそうです。

当路はアイヌ語を漢字にしたものです。
「トウ」は沼、湖、湿地帯。、「ロ」は行き止まり。
「アイヌ語」の一部を
「ない」のついてる川は、水の消える川。
こさない川
砂利を作る川なのです。使いやすい、手ごろな大きさの砂利を。ですよ。