たとえ、どんな手を使って、
お金を稼いだり、有名になったりしても、
それは手段・方法でしかない。
その結果、それらを手にできるかどうかは誰にも分からない。
同じことをしても、そういう結果になるとは限らないわけだ。
小耳に挟んだが、数年前、とある人の妻が亡くなり、
その母のために子供たちが描いた絵を
「こういう経緯があった」という事情込みで
高額で売っている人もいる。
美談に聞こえなくもないが、
そのお金を子供たちのために使うなら腑に落ちるが・・・
自分の事業運転資金に回しているような・・・
どうにも・・・
亡くなった妻や母想いの子たちを利用しているように
感じてしまって、胸がモヤモヤする。
しかし、これらは手段・方法なのだ。
お金を使うのも目的ではなく方法のひとつ。
その人と俺の人生は1ミリも関係ない。
ただ・・・俺だったら?と考える。
たぶん、そういうことはできない。
とてもじゃないが、そういう手段は選ばない。
「どんな手を使ってでも」という野心が
俺にはないんだろうな・・・。
なんか、いろいろ負けてる気がしている。