どーも。

母親が京都から帰ってきてますが、

宝塚もしっかり観てきたご様子で・・・

毎日のように、宝塚について語られています(-_-;)

今、母親が夢中なのは、星組のトップの人らしいです(汗)

夢中になることはいいのですが・・・

夕飯時に、ずっと宝塚のDVDを見せるのは

止めて欲しい、今日この頃です。(´д`lll)


あ、京のお土産

『おたべ つぶつぶ栗入り』は、

大変、おいしゅうございましたどすm(_ _ )m


・・・なので文句も言えません(汗)





では、『誰にでもあった昭和のフィクション外伝』

11話目を、どうぞ(^o^)/





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あれから、数日が過ぎた。
ボクは父さんに怒られたことで
まっすぐ家に帰ることを約束させられて、
スギウラ君たちと『ヒミツの特訓』が
できなくなった。
それに・・・ガムを買うお金も、
そうそうあるわけじゃない。


でも、あの日の成果は、
すぐに、6班のみんなに披露できた。
班だけの長なわとびの朝練で、20回を記録!
しかも、ボクがひっかかったのではなく、
オカッパのコジマさんの足がひっかかったんだ。


「うおー!やったじゃん、ダイゴロウ!」


なわとびを回していた坊主のコマツ君が
すごく興奮して、そう叫んでいた。


「すごーい!この調子よ!
コジマさんも、どんまい、どんまい!」


サヤマさんが嬉しそうに、息を弾ませながら
ボクやコジマさんを励ましてくれた。


「やるじゃない、シミズ君・・・はぁはぁ。
こりゃ、ワタシも負けてられないわ・・・。」


コジマさんは、笑顔でそう言ってくれた。
特訓したことはナイショだけど、
こうして結果に繋がったことが、すごく嬉しい。


「シミッチ、すごいじゃん!見直したよー!」


三つ編みのワタナベさんが、そう言って
褒めてくれる。
いつの間に、シミッチってあだ名に・・・。


「ダイゴロウ、つらそうだけど、
今の調子で、がんばろうぜ!」


カトウ君が腕を回しながら、
そう言って、励ましてくれていた。
ボクは無表情で息を整えていた。


オチつき大五郎え日記


この日の朝練で、20回以上は、
どうしても飛べなかったけど、簡単に
20回は飛べるようになっていた。
ボクは、たしかな手ごたえを感じていた。






この前のぬきうちテストから1週間後・・・
テストの結果が返ってきた。
それは、それは・・・ひどい点数だった。
ボクだけじゃなく、クラスの半数が
油断していたらしく、アチコチで
落胆の声が聞こえていた。

さっそく、教室の後ろに貼り出されている
班のグラフに変動があった。
6班は、どうにか最下位ではないけれど、
下から数えたほうが早い順位だ。

他の班であるスギウラ君の明るい声が聞こえてきた。
どうやら、テストの結果について、
班の仲間に責められているみたいだけど、


「だいじょうぶ、だいじょうぶ、
来週の長なわとび大会で
ゆうしょうしちゃえば、
いいんだからよ!」


と、堂々と優勝宣言している。


「おいおい、ゆうしょうはウチだぜ!」


そう言い始めたのは、
また違う班のモリ君という男子だ。


「始まった・・・いつもあの2人は
インネンのたいけつをするからなぁ。」


ボクの目の前の席で、カトウ君が
そう解説してくれる。
どういう因縁があるのかは、分からないけれど、
どこの班も優勝を目指していることは
間違いない。


そうか、もう来週なのか。
長なわとび大会・・・。
そして、ボクの転校は・・・。





夕飯が終わって、ボクに与えられた部屋へ
戻っていたら、父さんが帰ってきた。
そして、母さんと話している声が聞こえてきた。


「来週の金曜日だ。」


「分かったわ、
ダイちゃんの次の学校の手続き、
準備しとかなくちゃ・・・。
あと、福岡の叔父さんのほうにも連絡を・・・。」


・・・とうとう転校する日が決まった。
長なわとび大会は、木曜日の6限目・・・。
本当は、まだ心のどこかで
大会の前に転校にならないかなと、
ひそかに願っていたんだけど、見事にハズレた。
残念のような、それでいて、どこか
「良かった」と思っている自分もいる。
あれだけ、みんなでがんばったのに、
何もできずに去ることにならずに済んだことが、
こんなに嬉しく感じるなんて・・・。
今までにない感情だ。
そして、このまま・・・できれば、このまま、
ずっと、みんなと・・・6班の仲間のままでいたいと
思ってしまっている自分がいる。
こんなことは初めてで・・・
初めての感情をどうしたらいいのか分からなくて・・・
ボクは、胸の奥のモヤモヤを押し殺すように
布団の中にもぐった。


「それにしても、ダイゴロウって
・・・笑わないんだな。」


あの日・・・ヒミツの特訓のあとに、
タカオ君に言われた一言が、ふいに思い浮かんだ。
ボクって、笑顔になったことがないのかも・・・。
いつの間にか、笑うこと、泣くこと、怒ること、
すべて『ムダ』と感じるようになっていた。
笑っても泣いても、転校したら
すべて、ただの思い出になるから。
何も残らないから。


でも、今回は・・・よく分からないけれど、
今までと『何か』違う気がする。
ずっと、ここにいたいって思ってしまっている。
何か・・・残りたい・・・残したい?
どうせ次に行けば、忘れ去られるのに。


長なわとび大会・・・
どうせなら・・・優勝したい。
6班のみんなといっしょに。
そしたら、ボクは・・・
心の底から笑えるのかもしれない。


いつの間にか、胸の奥のモヤモヤは消えて、
ボクはいつの間にか眠りに落ちていた。




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つづく。







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キミたち・・・母親に洗脳されたのかー!!!( ̄□ ̄;)