有名な映画なんですね。

とゆうか芸能人の方がラジオなどでこの映画のことを話しているのをよく耳にします。

僕が観たときはレンタルビデオ屋に行ったときに、「おすすめ!」とかいてあったので借りてみたという感じでした。

たしかキャッチコピーは「見破りますか?だまされますか?」でしたね。

そりゃ騙されたくないですからうがった見方、、、(間違えました。)疑って掛かる見方をしてしまいました。

 

※同時期「シックス・センス」を観たときも友達から「秘密があるよ」て言われて、またビデオの中でも主役の方から「秘密が、、、」

といわれてしまい、ずっと注意深く鑑賞した苦い経験があります。

 

サスペンス映画とはいえ、それほどのキツイ表現もなく途中からはあんまり構えて観なくてもいいのかなと感じました。

それは疑って掛かってみていたためか「この人、犯人だろうな」という予想(個人的感想です)が出来てしまい、

最後のほうまでその予想がブレることがなく終盤まで、、、

ストーリーもそれほど凝った内容ではなかったような(失礼です)

 

ですが。。。

 

最後の最後ですよ。

映画のなかで捜査官が犯人に気付くシーンがあるのですが、なんていうんですかねぇ気付かせ方が俊逸(表現があっているのかわかりません)

まぁ面白い気付かせ方をさせるんですよ。

今までのストーリーのことなんか全部ふっとんじゃうような。

このシーンのためにわざと凝った内容にしなかったのでは、、、と思われるくらい(再度失礼です)

まぁその数分間に全部もってかれたって感じです。

 

この映画は軽く薦めてしまいます。

というか絶対に観たほうがいいよ!!!これすごい面白い!すごくかっ感動するからぁぁぁ!!!

、、、というような薦めかたではなく、ちょっと2時間くらいヒマがあったら観てみてよってくらいなもんです。(失敬。2時間以上あるみたいです)

 

淡々と物語が進んでいきます。

いやテレビシリーズの映画版ということで、もっとポップに(意味不明)進んでいって大掛かりな仕掛けで盛り上がって、、、思っていたので、ちょっと意外な展開でした。

最初だけテレビ的なニュアンスがあったような  でも、そのあとは結構落ち着いた感じでしたね。ホント

※と、、ほざいておりますが私「ガリレオ」をほぼ観たとき無かったので、テレビシリーズもこんな感じだよ」って言われそう、、、

 

そんな感じ(どんな感じ?)で人間模様、謎解きが繰り広げれられて終了するのですが、私が観終わったあとにこんな感情にとらわれました。

 

なんでこんなふうになっちゃんだろうと

 

映画の出来とかではなく、完璧に登場人物に感情移入をして、この人たちの人生の歯車がこんなに狂っちゃうはどうしてだろうと感じました。

この映画はそこまで深刻に考えさすために作ったんじゃないとは思いますが、なんか登場人物が不憫で、不憫で、、、

 

一番思ったのは主人公と犯人がなぜこんなに違う人生になったのか、同じ天才でありながら、片方は物理学者、その片方はさえない数学教師、、、

進路を決めるときに「そのころ親がたおれて」なんて会話がありましたが、それがなかったら2人とも大学院に行って同じような人生を送れたんじゃないかなという思いにかられました。

※原作ではさえない風貌の男が犯人でしたが、映画では「堤真一」という主役をも喰ってしまうほどの実力者が演じてます。主役と犯人を対等にしたかったのかなと感じます。

 

人生ってタイミングで決まっちゃうだヨなぁってつくづく考えさせられました。

 

まぁ、人に勧めるときにはネタバレ覚悟で一言いっておきます。

-「美談じゃないからね」-

 

 

 

 

 

 

 

 この映画、すきです。

音楽がいい(サントラも買ったし)

映像がすごい(全体的に豪華)

ディカプリオがカッコいー、、、と今更いわなくてもご存じだと思います。

私が初めて観ようとした時も、周りの評価は高かったです。

ただ一人、後輩を除いては。

その後輩は「あんまりおもしろくなかった」と言って、「タイタニック」のビデオを貸してくれました。

 

 それでも私は3時間(ビデオ2本組)という長丁場にそなえ、飲み物やスナックをそろえてビデオをスタートさせました。

最初に書いたように超大作の名にふさわしい音楽、映像、配役がされていて大興奮でした。

 

 が、、、長いんです。3時間が長いんです。

私はトイレが近く、何度か休憩をはさんでの鑑賞となりました。(だから映画館には行きづらい)

ストーリーが途切れたせいか、ちょっとダレてしまった感が漂い(自分のせいだと認識しております。)

頭のなかで後輩の一言が頭の中をぐ~るぐ~る、、、

 

 周りからの評判とは裏腹に、ちょっと私には合わなかったのかな、なんて思ってました。

 

再生時間が3時間ちかくになり、物語はエピローグ的な場面-

そこで主役(?)の女性が夢をみるんです。

その女性が本当に望んでいたことを夢見るんです。

その場面になったとき、私の涙腺が崩壊しました。

最後のほうになり、「このあと夕飯でも買いにいくか「」なんてかるく考えていたときに急にきました。

「この人はどんなに幸せになっても、この夢は見続けるんだなー」とおもったらなんかすごく切ない気持ちにりました。

 

というわけで、この映画、すきです。

気持ちのふり幅を最大限に振られた感じ、3時間の前フリにやられました。(失礼)