ども、猫将軍であったりなかったりです!
ちょい前に川越スカラ座で上映中の『グリーンブック』観ました
※スカラ座ってよくこうして以前上映していた映画やるんですよ
言わずもがなアカデミー賞を3部門受賞した、2018年のアメリカ映画
あらすじ
舞台は1962年のアメリカ
主役は黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)と、
彼の用心棒兼運転手の白人トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)
二人が黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、
人種差別が色濃く残るアメリカ南部を巡るツアーに出るというもの
一応事実を基に作られた伝記映画ではありますが、
まぁそこを強調しなくても十分楽しめる映画です
感想
いや分かってはいたけどね、やっぱりめちゃめちゃ面白いよ!
人種差別の問題を軸にはしているかもしれませんが、
説教ぽくないし暗過ぎもしないし、むしろ笑えるシーンが沢山ありました!
とにかくトニー・リップを演じたヴィゴ・モーテンセンが良かったです
ヴィゴ・モーテンセンて個人的にセクシーな俳優てイメージだったけど…
今作では本当に単純・ガサツな奴って雰囲気がバリバリ出てます(笑)
でも根は素直でイイ奴感が観ていて伝わるんですよね~
何より家族(特に奥さん)を本当に大事にしているところに共感を持てます♪
もちろんドクター・シャーリー役のマハーシャラ・アリも最高の演技でした!
トニーとは真逆の知的で繊細なドクター・シャーリーを自然に演じ、
時折感じさせる彼の孤独感がこの映画に深みを与えてくれています
まぁとにかく、道中二人のやり取りが面白いのなんの!
意外なまでに笑えるシーンが多くて驚きでした( *´艸`)
でもやはり、胸の痛くなるような差別のシーンもあります…
いやむしろ人種など関係無く仲良くなっていく二人を観ているからこそ、
心無い差別を受けるシャーリーを見ると辛さが増すのかもしれません
でもラストの展開は最っ高に素敵で、とにかくスカッとします
超~カッコ良かったなぁ~あの演奏シーン!
しかし知的で上品なシャーリーはもちろん人間的に素晴らしいけども、
時にはトニーのように感情を素直に出すことも必要なのかもしれないねぇ
そんなことを感じさせる映画でもありましたよ
で、ラストもラストでのトニーの奥さんのセリフがまた上手い!
とにかくセンスを感じる映画でした
それにしてもこの映画のピーター・ファレリー監督、
彼の『ふたりにクギづけ』や『愛しのローズマリー』は大好きなんですけどね
『メリーに首ったけ』『ジム・キャリーはMr.ダマー』等といった代表作、
この辺は個人的にかなり苦手なんです(笑)
変態・下ネタ・際どいブラックジョーク、どうもやり過ぎ感が否めなくて…
でも今作観てピーター・ファレリー、結構好きになれたかも( ˘ω˘ )
という訳で、『グリーンブック』!
伝記映画として以前に、普通に娯楽映画としても楽しめる傑作です
興味を持たれた方は是非どうぞ(・ω・)ノ
まぁ「今更お前に言われんでも!」て感じかもしれませんが(;´∀`)
おしまい