光る風を追い越したら待っている男・猫将軍です!
今日は結構メジャーな(つっても10年以上前のだけどね)
韓国映画を紹介でゴンス!
トンマッコルへようこそ [DVD]
4,104円
Amazon |
『トンマッコルへようこそ』!
『Piaキャロットへようこそ!!』じゃないぞ、
ソレは有名なエロゲだ!
俺はセガサターン版でやった!←バカ
・あらすじ
朝鮮戦争真っただ中の1950年代、
とある山奥の戦争をしていることも知らず平和に暮らす
トンマッコルという村が舞台です
ある日、村の近くに米国空軍の飛行機が墜落し、
そのパイロットは村で手当てを受けていました
そこへ韓国軍兵士達、そして敵対する人民軍の兵士達も
村へやってきて鉢合わせとなってしまいます
初めは険悪だった兵士達ですが、
村で共に暮らしている内に敵対心が薄れていき…
・感想
なんだおい!楽しい映画かと思ってたら…
後半めちゃめちゃ泣かせるじゃねーかっ!
前半こそトンマッコルでの穏やかで楽しい暮らしが
ファンタジーやコミカルな部分も入れつつ過ぎていくんだけど、
後半は戦争の残酷さ、悲惨がテーマになっていくんだよ!
この流れが、ま~切ない!胸が痛い!
戦争によって人生を滅茶苦茶にされ、
後悔ばかりを感じていた男達が、
村の為に手を組み命懸けの行動に出るんだよ…
もう、これで私が泣かない訳ないじゃろがい!
本来は戦争で相手の名前も知らずに殺し合う兵士達なのに、
互いを理解し合い、共に「戦争そのもの」と闘うんですよ!?
で、映画観ながら
「なんか音楽がジブリぽいな~」て思ったんですよ
したら音楽は久石譲だってばよ!
どうりでジブリ感あった訳だね、でもこれがまたイイんだ
映画の邪魔をせず、それでいて心に染み渡るんだ
あと人民軍の将校役の俳優なんですが、
「イケメンだけどどっかで見た顔だなぁ~」と思ったら…
なんだ、『彼とわたしの漂流日記』のキムじゃないか!
チョン・ジェヨンて俳優なんすけどね
あん時とはイメージ違い過ぎだ~(;´Д`)
でもこの映画では特にカッコ良かったわぁ
で、他の下っ端兵士達にも
余すとこなく出番も見所もあるのが素晴らしいね
大人数の映画にありがちな「こいつ必要だった!?」感が全く無い
そして「戦争さえなければ普通に暮らしていたんだな」と
思える部分がそれぞれにちゃんとあるのも良かった!
だからこそ一人一人に感情移入できるんだよね~
いや~、とにかくこれは泣けましたわ
入りはファンタジー的な映画なんでけどね、
ホントあの怒涛の後半の展開は凄い!
マジで戦争ってものに怒りが湧き上がりましたよ
そしてね、やっぱりこれも韓国映画特有の、
「残酷で悲しいけれど優しさのある映画」なんだよな~
多くの人にオススメですので、
興味を持たれた方は是非どうぞ
ちなみになぜこれを私が今まで観てなかったかというと、
自分がいない時に先にオカンが観たと知ってから
なんか先越されちゃって観る気失っていたからです!←アホやろ
おしまい