トンマッコルへようこそ | いつもと同じはずが無い ~ミー将軍と共に~

いつもと同じはずが無い ~ミー将軍と共に~

ミー将軍てのは先代であります。猫ですが将軍でした。
天国に旅立ちましたが、今後も先代の魂とともに頑張りたいと思います。

ブログの内容は何を書くかとか決めません、ノープランでやってます。
ただ言えるのはこれが『とある猫が好きな将軍』の頭の中であります。

光る風を追い越したら待っている男・猫将軍です!

 

今日は結構メジャーな(つっても10年以上前のだけどね)

韓国映画を紹介でゴンス!

 

 

『トンマッコルへようこそ』!

『Piaキャロットへようこそ!!』じゃないぞ、

ソレは有名なエロゲだ!

俺はセガサターン版でやった!←バカ

 

 

・あらすじ

朝鮮戦争真っただ中の1950年代、

とある山奥の戦争をしていることも知らず平和に暮らす

トンマッコルという村が舞台です

 

ある日、村の近くに米国空軍の飛行機が墜落し、

そのパイロットは村で手当てを受けていました

そこへ韓国軍兵士達、そして敵対する人民軍の兵士達も

村へやってきて鉢合わせとなってしまいます

 

初めは険悪だった兵士達ですが、

村で共に暮らしている内に敵対心が薄れていき…

 

 

・感想

なんだおい!楽しい映画かと思ってたら…

後半めちゃめちゃ泣かせるじゃねーかっ!

 

前半こそトンマッコルでの穏やかで楽しい暮らしが

ファンタジーやコミカルな部分も入れつつ過ぎていくんだけど、

後半は戦争の残酷さ、悲惨がテーマになっていくんだよ!

この流れが、ま~切ない!胸が痛い!

戦争によって人生を滅茶苦茶にされ、

後悔ばかりを感じていた男達が、

村の為に手を組み命懸けの行動に出るんだよ…

もう、これで私が泣かない訳ないじゃろがい!

本来は戦争で相手の名前も知らずに殺し合う兵士達なのに、

互いを理解し合い、共に「戦争そのもの」と闘うんですよ!?

 

で、映画観ながら

「なんか音楽がジブリぽいな~」て思ったんですよ

したら音楽は久石譲だってばよ!

どうりでジブリ感あった訳だね、でもこれがまたイイんだ

映画の邪魔をせず、それでいて心に染み渡るんだ

 

あと人民軍の将校役の俳優なんですが、

「イケメンだけどどっかで見た顔だなぁ~」と思ったら…

なんだ、『彼とわたしの漂流日記』のキムじゃないか!

チョン・ジェヨンて俳優なんすけどね

あん時とはイメージ違い過ぎだ~(;´Д`)

でもこの映画では特にカッコ良かったわぁ

 

で、他の下っ端兵士達にも

余すとこなく出番も見所もあるのが素晴らしいね

大人数の映画にありがちな「こいつ必要だった!?」感が全く無い

そして「戦争さえなければ普通に暮らしていたんだな」と

思える部分がそれぞれにちゃんとあるのも良かった!

だからこそ一人一人に感情移入できるんだよね~

 

 

いや~、とにかくこれは泣けましたわ

入りはファンタジー的な映画なんでけどね、

ホントあの怒涛の後半の展開は凄い!

マジで戦争ってものに怒りが湧き上がりましたよ

そしてね、やっぱりこれも韓国映画特有の、

「残酷で悲しいけれど優しさのある映画」なんだよな~

 

 

多くの人にオススメですので、

興味を持たれた方は是非どうぞ

 

ちなみになぜこれを私が今まで観てなかったかというと、

自分がいない時に先にオカンが観たと知ってから

なんか先越されちゃって観る気失っていたからです!←アホやろ

 

 

おしまい