寂しい夜と淋しい僕で 気がつけば世界は二人きり -28ページ目

寂しい夜と淋しい僕で 気がつけば世界は二人きり

想いは誰にも見えないから、このようにブログにしてみたのです。
ダメな僕を朝日とやらが映し出す時まで

新入社員(と言っても4月からは入社2年目になる)が4月末をもって会社を退職する。

教師になりたいという夢を見つけて、公務員試験の勉強をする為に辞めるらしい。

殊勝な心掛けだ。


新卒で入った会社も3年程度で辞めるのが「Z世代」だと言われているらしい。

対照的に、入社2年目から辞めたい辞めたい言っていたのに未だに同じ会社で働き続けている入社6年目の俺は「ゆとり世代」…なのかな?

イマイチ「ゆとり世代」の定義が釈然としない。

まあのびのびと育てられて土日休みで勉強の科目もらくらく連絡網だったから、ある意味俺は相応の育ち方をしたような気がする笑


話を戻すと、新入社員が辞めてしまう訳だが

今まで誰かが仕事を辞めることについては「そうなんだ」「辞めれてよかったね」くらいにか思っていなかった。

ところが今回、僕が教育してきた社員が退職をすると聞いて、今までの様に「ふーん」とは捉えられなかった。

たぶん、今まで教育してきたのにその見返りがコレかって思ってしまったんだと思う。

今までこんな事考えたことなかったのに。

むしろ辞めたいと言っている人を無理して引き留めようとする人たちのことを酷く嫌っていたはずのに。

結局は自分が辞められちゃう立場に回ると、素直には喜べないって事なんだな。

なりたくなかった人物像に近づいてきているなと焦ってしまった。


なんでこんな風に思ってしまったのだろう。

人員が減ることで今後忙しくなることにイラついているのかな。

まるで頭の堅い経営者みたいに、環境の変化に対する戸惑いを感じているのかな。

それとも、単純に辞めていく新入社員のことをそこまで好きじゃなかったのかな。

好きでもないのに指導してきて、辞められたから無性に腹が立っているのかな。

自分より先に辞められたら焦っているのかな。

一人やめると当分は止める空気が作れなくなる今のこの空気が嫌なのかな。

単純に嫉妬しているのかな。

あるいは、そのどれもが当てはまっているのかな。どうなんだろうな。



考えても埒があかない。

とりあえず、現時点での自分の気持ちに従って辞めていく彼に何か思う事を伝えるとするならば、


さようなら。

もう二度と会わないと思うけど、別に元気でねとも思わないし、頑張れと応援する気もない。

でも今までありがとうって言う気持ちはある。君のおかげで仕事で救われた事もある。あとは休み時間も資格勉強に励む姿には本当に感銘を受けている。俺も見習わないとって思う。

今回の君の退職が俺にとって人生を見つめ直すいいきっかけになった事は間違いない。それもありがとう。

とりあえず、君の新入社員教育という投資に対するリターンはそれなりに受け取ったよ。

後輩としてはありがたかったけれど、友人としては反りが合わないから、繰り返しになるが君とはもう二度と会わないだろう。

でもそれがお互いの今後の人生には何にも影響しないから、それでいいんじゃない?


まあでも最終日には、「今までありがとう!これからもがんばれ!」って言うからそこは安心してくれ