スペアミントの間引き葉で今年初めてのミントティー。それと「二都物語」を読んで。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

爆笑 寒くなったり、初夏を思わせる日差しだったり無気力、2月は空模様が定まりません。花粉も舞うし・・・。

 今朝、ベランダのスペアミントがやたらに繁っているので少し間引きました。間引き葉はミントティーに。

 今年初めてのスペアミントティー。でも香りがイマイチかな?

 

 

凝視 月曜日です。

 花粉症による軽い頭痛が、「適応障害」時(うつ発症時は適応障がいの症状も出ました)の頭痛みたいです(頭痛の場所と強さは違うけど)。

 

にっこり 昨日、ディケンズの「二都物語」読み終えました。これまでにまでに読んでいた、「オリバー・ツイスト」と「偉大なる遺産」に比べて、展開が大きくて、新しい資本主義システムのロンドンと王族。貴族支配体制が崩壊するフランス革命勃興のパリ。派手な動きがある物語。二つの都と、没落貴族チャールズ・ダーネイと貧しい弁護士シドニー・カートン、よく似た二人の物語。

 シドニー・カートンはディケンズの分身かな?この物語りの中では一番格好良いですね。これを「ああ、なんとかわいそうな善人シドニー!」って思うか、「それは格好良すぎるよディケンズさん」って思うか?読者の好みでしょうか?

 

無気力 気になるのはフランス革命の位置づけというか性格付け。イギリスの立場で、革命をフランスの圧政、貧困、怨嗟への爆発的に捉えると、発生から100年近く続く「革命の世紀」が分からなくなってしまうと思うけど、ディケンズはその「世紀」の最中に生きている訳だから、残酷なフランスという目を持ってしまうのでしょうね。

 

凝視 フランス革命期の文学作品としては、ユゴーの「レミゼラブル」があります。これはフランス側の視点(ユゴー自身が革命に参加しているし)での大作。私はこの重厚長大な作品を3分に2で挫折していますが(子供用の「ああ無情」なら完読)。読み直ししてみようかな。

 あ、その前に「谷間の百合」(バルザック)読みます。

 

ニコニコ さあ、花粉舞う街に出ます。

 良い月曜日を!

 

☆写真/画像は上からベランダで繁ってきたスペアミント。その間引葉を使ってのミントティ。新潮文庫「二都物語」の表紙。今朝3時の天気図(気象庁サイトから)。

 

↓一昨年の今日{2月26日}のブログ。私が好きな街「下高井戸」について書いています。