東京の「青山御苑」は苑内に50種以上の桜を持つ桜の名所として、毎年3月から4月にかけて多くの花見客を集める「世界的文化遺産」庭園です。
この御苑で最近、花見客から「新種と思われる桜がある」との噂が立ちはじめ、管理者である文化施設庁裏情報部が調査したところ、確かに新種と思われる桜を発見しました。
この桜、なぜか花が空に向かって開く変わり種。八重桜の変種と思われるものの、来歴は不明。庁「裏情報部」では、とりあえずこの桜を「サカサザクラ」と仮称し、情報収集・調査を継続することになりました。
一方、この「サカサザクラ」の噂の広まりとともに、この桜をご神木としてあがめる信仰が発生。桜の下を右に三回、左に三回「待桜受闇利益」と唱えながら回ると、利権を得られるとして、周りに殺到する者達が急増。また、「サカサザクラの下に寝転べば精力回復、発情必至」という別の信仰も生まれ(「サカサクラゲ」との意味の混同と思われる)、管理所はその対策に頭を痛めています。
桜と「集い行為」の専門家である歌舞伎町大学の●●●助教(名前の公表は拒否)は「おそらく、10年以上続いた政権による利権関係者のパーティーである“桜を見る会”が地の底の悪霊や邪鬼を引きよせ、それをデトックスするために桜の木自身が花を情報に開き『悪霊・邪鬼』を放出するように変異したのではないか」「福島原発汚染土の盛り土計画も関係しているかもしれない」と、ひとり言のようなコメントを出しています。
東京新聞4月1日の「特報部(フィクション)」には、東海地方のとある農村で「きしめんの木」が最盛期を迎えているとの報道もあります。日本(の自然環境)はいま、どこか?大きく歪んでいるようです。
二つ目の話題。
3月20日頃、地中海のフランス領コルシカ島で、伝説となっていた「キツネネコ」の生体が捕獲され、DNA検査の結果、同島の固有種であることが判明。世界中の猫好きは驚きと喜びをを感じました(これ本当のニュースです)。
ところで、このニュースの後、日本各地で「タヌキネコを見た」との情報が寄せられるようになり。日本固有種の「タヌキネコ」の存在が、いま問題となっています。
有力な情報としては、東京都港区赤坂4丁目の丹後坂下の旧(江戸時代の)「大刀洗川」の『ムジナ沢”周辺に代々住み着いていると思われるネコがいます。
夜な夜な、街に現れて「ニャア」と餌をせびります。
しかし、目撃者たちによると「あれはタヌキ風のネコに過ぎない」とか「私にはキジトラに見えた」との声も多く、この「ムジナ沢」のネコはおそらく単なる「野猫」と認定されそうです。
以上、エープリルフールの書き込みでした。
あしからず。
☆写真は上から「青山御苑」で見つかった新種?の「サカサザクラ」(嘘です)、今朝の東京新聞「エープリルフル・フィクション」コーナーで報じられた「きしめんの木」の記事(虚報と思われます)。東京港区赤坂の旧「ムジナ沢」跡の住宅地で、撮影さえた(日時不明)、「タヌキネコ」とされる写真(どう見てもキジトラです)。4枚目は典型的な「日本ネコ」(数年前、江戸川あたりで撮影)。