マスメディアの「SDGs」の扱いが変わった? 日本の現状は「持続可能な経済成長」どころじゃない? | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

凝視 新年のマスメディアから、「SDGs」の取り上げが減っているように思います。

 気のせいでしょうか?

 もともと、20世紀的な「資本主義」を調整していこうとするようなSDGsです。基本は資本主義的「成長」にあります。でも、そんな発想はコロナ禍とウクライナ戦争と、それらによる経済混乱と、世界の多極化という状況に対応できません。

 日本では。原発を再稼働し、防衛費=軍事予算に予算を大幅に割き・・・。

 

無気力 世界は多極化していく(当面は、強権国家の中国・ロシアと人口増大のインドと再生しつつあるブラジルが「BRICS」を再興していく?)し、USAもUKもSDGsどころではありません。

 日本は急激な人口減少と労働力不足に直面して「成長」よりも国力に合わせた「経済の縮小」へと進まざるを得なくなるか(それが正しい道と思われます)、アメリカとの悪縁で、より軍事経済に傾斜していくか。いずれもSGDsには収まりません。

 

真顔 日本のマスメディアも、「新春特集」を組む中で、それなりの知識人やまともなアナリストの意見を聞いて、多少は「SDGs」離れできるのでしょうか?

 

ニコニコ ところで、立憲民主党から一昨年の衆院選に出馬して落選した今井瑠々氏が、離党して岐阜県の県議会選に自民党から出馬するようです。立憲サイドからは様々に批判されているようですが、代表が乃木神社に初詣したり、維新と連携したりという立民に留まれという方が無理なのでは?と思います。どうせなら統一教会問題で屋台骨にガタが来ている自民党に移り、自分なりの政治の可能性を試すということにしても良いのではないかって思います。

 

☆写真と画像は上から、今日の夕空。昨日の毎日新聞朝刊1面。三菱重工はじめ各企業が「防衛費=軍事費」に群がりはじめているようです。1月1日から毎日新聞朝刊で(力を込めて)連載されている「平和国家はどこへ」は良いです。昨日の日経新聞1面は高校での「外国人」受け入れが進んでいないことを日経らしく「外国籍労働力」の問題として取り上げています。