1日早く、ブログのサブタイトルを「如露亦如電2023」に替えました。
ということで、2022年が終わろうとしています。
年月日などは、とくに西暦と元号ろとかは、あくまでも人間の勝手な尺度で、自然界においてはドーでも良いことですけど、生き物として「寿命」を持ち、「社会」とそこから生まれる「幻想」の中でしか生きられない人間にとっては、かなり大切に感じる決まり事です。
こんなことを書き汚す私も。年の変わり目とか月の変わり目には、何かしら心が動きます。
だから、毎年年末年始にはベートーベンの交響曲の通し聴きなどして、年の変わり目に意味を持たせます。
今朝は第5番。カラヤンの「運命」は、少し前のめり組に「ダ ダ ダ ダ~ン」って始まります。この最初のところ、分かりやすいテーマだけど(小学校の教材にはうってつけ)、演奏する(指揮する)側としては扱いにくいと思います。
第5は盛り沢山の内容で、ベートーベンが「これでもか」っていろいろな要素を詰め込んだ交響曲。そのため一つの曲としてまとまりがない感じもするし・・・、これは人それぞれの好き好きかな。
私は5番は年に1度のこの時期にしか求めては聴きません。そのことが、私にはかえって年末を感じさせてくれます。
週末は新聞を読みます。でも来年からは、新聞の購読数を半減させます。
今になっても、東京五輪の、自らの利権構造を語れず、そのために汚職と利権と人権無視にまみれたW杯カタール大会の問題を語れず、ただ「日本頑張れ」って、戦前のベルリン大会報道のように「スポーツ国家主義」の道しか採れなかったマスメディア大新聞は、日本が「戦争の時代」に入ったいま、存在が問われていると思います。その新聞に私の貧しい財布からの出費は、どうしてもためらわれます。減らした購読費で月に1~2冊の本が買えます。そっちの道をとります。
では、良いお年を!
明日(元日)はブログを休みます。
☆写真は今朝8時前の練馬の西空。曇っていて、風が冷たい朝でした。画像はカラヤンとベルリンフィルのベートーベン第5と第7のCDです。新聞は今朝の読売と毎日の1面と昨日の朝日の朝刊1面の下段。今日の読売と毎日の1面記事は日本が「戦争態勢作り」に入ったことが分かります。昨日の朝日の記事はついに私たちの時間までも市場原理で消費されるのが当たり前になった?「タイパ」とはそれを象徴する言葉です。
↓去年の今日のブログです。下手な川柳を1年分まとめてブログネタにしていました。