旅のお供の本はシャーロックホームス。温泉ならば「草枕」。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

好きな推理作品はある?

ってAmebaさん。

 

ハリネズミ ベタですが、コナン・ドイル。それとクロフツと、岡本綺堂、京極夏彦、小野不由美かな?

 

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 デジタルデトックスの旅行に、「シャーロックホームズの冒険」(新潮文庫)と夏目漱石の「草枕」を持っていきました。ホームスシリーズはよく「旅のお供」になります。「草枕」は温泉旅行時の"定番"本です。 

 

オカメインコ 「ホームスの冒険」、今度の旅では「赤髭組合」「花婿失踪事件」「ボスコム谷の惨劇」を宿の空き時間にゆったりと読みました。「赤髭組合」は傑作です。アガサクリスティーの「ABC殺人事件」のように、その筋が分かってくると「ああ、そうか!」って思います。今回は読まなかったけど「まだらの紐」も名作ですが、エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の怪事件」とともに、その"動物に関する知識"(認識)が現代ではどうかな?というところがあります。
 
ロップイヤー 京極夏彦さんの"ぶ厚い"ミステリーも好きで、とくに京極堂ものは好き。この「京極堂」は岡本綺堂さんの「青蛙堂」に由来すると思われますが、それはそもそもは中国の・・・って、ミステリー小説は、バージョンアップされながら時代を繋ぐ「百物語」のように書かれ続けていきます。
 江戸時代の「庚申の夜」にも、きっとどこかの街の「庚申の集まり」で口伝のミステリーが語られていたと思われますが、どんな話しだったのかな?
 
☆写真/画像は上から新潟県・津川の麒麟山近くで写した、山の茂みに続く橋。橋を渡ると「異界」かもしれません。新潮文庫版の「シャーロックホームスの冒険」。京極夏彦さんの「邪魅の雫」の湘南地方限定バージョン。この本はオートバイを飛ばして平塚まで買いに行きました。このほかに、伝七捕物帖(岡本綺堂)と樽(クロフツ)の表紙を出そうとしましたが、現在行方不明(自宅のどこかに隠れてる)で出せませんでした。 
 
※「草枕」については、また改めて書きます。