大きな書店で考えました。ロシア語の学習者、増加しているのかな?  | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

ニコニコ NHKラジオ「まいにちロシア語」で、ロシア語入門の復習中です。

 テキストは毎月、17日ぐらいに書店のNHKテキストコーナーに並ぶのですが・・・、「通勤」の道にある小さな書店には、ロシア語テキストが見当たりません(英語、中国語、ハングルはどこにでもあります)。うん?ウクライ問題で書店が取扱拒否? 

 ということで、新宿の紀伊國屋に寄りました。紀伊國屋は耐震工事が続いていて、最近は売り場よく変わるから・・・どこにあるのかな?

 

ニヤリ 売り場を発見して6月のロシア語テキストを購入。おや? 棚にロシア語テキスト、ずいぶん少ないかな? つまり売れ行きが良いということ? 毎年5月の終わりには、格変化とか動詞の現在形変化で多くの人が落ちこぼれるから、6月のテキストは刷り数が少なくなって、それでも今まで(去年まで)は売れ残り気味でした。しかし・・・、今年は学習者が増えているようです。

 

キョロキョロ 毎日のように、キリル文字見ているから、知識欲が旺盛な人たちはロシア語を知りたがっているのかもしれません(若い頃に習った人の再学習もあるかな)。ロシア語の初歩を学べば、ニュース画面出でてくるロシア語とウクライナ語の違いも分かるし(「i」の文字があればウクライナ語とか)・・・。ウクライナ語とロシア語って東京言葉と静岡言葉ぐらいの違いしか無いけど、国家/民族意識を高めるために「別の言語教育」すれば、東京弁と静岡弁でも別言語になるという良い例です)。

 

ニヤリ「東京国と駿河国は別!」なんてことになると「東京国」の一部(中部から北東部住民)は「ひ」と「し」が曖昧で間違いやすいから「し」を「ひ」、「ひ」を「し」と読んでもよくて、「潮干狩り」は「ひおしがり」でもOK。「布団を敷く」は、例外的に「ふとんをひく」を正しいとするとか、駿河国では語尾の「ずら」変化をきちんと文法的に整理して甲斐・信濃との共通性を持たせるとか、東京国は純粋さを維持するために神奈川方言の「じゃん」を語尾に使うことを禁止する・・・。駿河国は「静岡」をかならず「しぞーか」と発音するとか・・・。

プンプン いまロシアとウクライナ間で行われている「言語の純化」運動みたいなのは、ここまで酷くはないのだろうけど、日本のメディアはまるでウクライナ語とロシア語は全く別かのように報じているときがあります。国家/民族原理主義には要注意です。ハッキリ言えることはウクライナ語とロシア語の違いよりも東京言葉と京都言葉の違いの方が遙かに大きく、スペイン語とイタリア語の違いよりも大きな違いがあること。京都の時制語尾の「~しなはる」「~しなはった」なんて、むしろ韓国語の「~はる」「~へった」のほうが近く感じるほどです。

ウインク 関西の人は韓国語を初めて学ぶ時に、このへんはどう感じているのかな?

 

☆写真/画像は上から、今朝のベランダのシロツメクサ。地力回復のためにシロツメクサの種を秋に蒔いておいた鉢は、いまはこれだけ残っています。あとの鉢はすでに土にすき込んでいます。2枚目は「まいにちロシア語」6月テキスト「学習者投稿コーナ」には、ウクライナ情勢に触れる文が出てくるようになりました。3枚目は新宿紀伊國屋の裏口隣の磯丸水産。ここに、こんな大きな店あったっけ?コロナの2年数ヶ月の間に風景が少し変わった?それとも、極度の方向音痴である私の思い違い?

 

↓去年の今日のブログです。列島詩集が主体正論のなかで変化してきていることについて、あれこれ考えています。