ロシアの勇気。「НЕ ΒЕРЬТЕ ПРОПАГАНДЕ!」(プロパガンダを信じないで!) | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

「НЕ  ΒЕРЬТЕ   ПРОПАГАНДЕ」

ニェ ヴィリィーチェ プロパガンディ

プロパガンダを信じないで

 

キョロキョロ ロシア政府系のTV生放送で反戦メッセージを掲げた女性は、その後拘束されました。そして最長で禁固/懲役15年の刑にもなる可能性があったけど、「微罪」扱いの罰金刑を裁判所から言い渡されたと報じられています。

 このロシア(モスクワ)当局の扱いについて、今朝の「目覚ましラジオ」(私の目覚まし時計代わり)の中で、番組(TBS)MCの森本さんが、“当局が問題が大きくなるのを防いだのではないか?”との見方をしていましたが、そうだろうか?他にも二つの見方ができます。一つは、この決定を下したモスクワの裁判所の担当者が「反戦」を是としたということ。もう一つは・・・、怖いけど、微罪で拘束せずに本人を市中で害しようとしているということ。前者であって欲しいです。

 

キョロキョロ ロシアの民衆の力は強い。デカブリストの乱から1905年~1917年のロシア革命、そしてソ連崩壊への民衆の運動。

 人々は独裁的・超強権的な「帝国」に対して幾度も革命を起こし国の行方を民衆が変えてきました。プーチン政権など過去の「帝国」に比べれば弱小権力です。民衆が動き始めています。それに春。ロシアの春も近いのではないか?と希望を持ちたく思いますが、日本のマスメディアは・・・・、「ロシアは日本」という観点を持って欲しく思います・大手メディアは「記者会」制度で政府情報を垂れ流し、一般が行政などの公的な「情報公開」求めると、真っ黒に塗りつぶされた「公開資料」がわたされる国、代用監獄が当たり前の国、それが日本であるということを、私たちはウクライナ事態」を“他山の石”として捉えておきたいです。

 

プンプン しかし・・・、日本のマスメディアの「戦争翼賛報道」なんとかならないものか?ウクライナ支援?だからといって戦争の拡大を視聴率獲得に結びつけないで欲しいです。湾岸戦争報道の問題点を全く反省していないようです。こんな報道は、戦争で(戦争を促して武器を売りつけて)儲ける死の商人と全く同じです。ウクライナの一般市民ほもちろん、プーチンに「訓練」だとだまされて戦線に送られているロシアの兵士たちも、「戦争屋」の被害者だと思います。日本のマスメディアはくれぐれも注意して、戦争をオリンピックみたいに報道しないで欲しいです。

 

↓去年の今日のブログです。ポピーの花から長田弘さんの詩を思い出しています。街は花の季節に入りました。