今回は「9ボーダー」の最終話についてお話ししたいと思います。
このドラマ、最後まで見てハッピーエンドにはなったんだけど、なんだかモヤモヤが残る終わり方でした。
七苗は最終的にコウタロウとの関係に決着をつけるために、おおば湯の文化財申請に尽力します。
プロジェクトから外れた彼女が見せる決意には感動しましたが、最終的にはコウタロウと再び向き合う展開に。
この二人の再会シーンは感動的だったものの、正直なところ、コウタロウが過去の婚約破棄などの問題をあまり深く反省していない感じがして、少し違和感がありました。
一方で、六月と松嶋の関係も興味深かったです。
六月がニュージーランド行きを断るシーンや、松嶋が指輪を渡して「離れていても付き合おう」という提案には、心温まるものがありましたよね。
彼女たちの未来がどうなるのか、色々と想像が膨らみませんでしたか???
そして、陽太と八海のクリスマスのエピソードも忘れられません。
友達としての関係から一歩進むかどうか、微妙な距離感が描かれていて、見ている側もドキドキしましたのですが・・・
最後に、おおば湯の復興に関わるエピソードは、家族や地域の絆を再確認させるものでしたが、父親の突然の登場やV字回復のアイディアがやや唐突で、少しリアリティに欠ける気がしました。
それでも、温かい家庭の雰囲気が伝わってきて、ほっこりしましたね。
全体として、キャラクターたちがそれぞれの「9ボーダー」を乗り越えて成長する姿が描かれていて、感動的な部分も多かったです。
ただ、細かいところで不自然な展開や納得のいかない部分があったのも事実です。
それでも、3姉妹の絆やそれぞれの恋愛模様には共感する部分も多く、最後まで楽しめました。
みなさんはいかがでしたか???