心の傷を越えて
「特捜9 season7」の第4話「愛の記憶」は、絵画修復師の夫妻が襲われた事件をめぐる謎解き・・・見事だったね!!
井吹光一郎の突然の死と、井吹華の記憶喪失・・・複雑な関係の清算の結果と言えるのかな?!
夫婦と言うものの複雑さと言うところかもね!!
記憶と罪の重み
井吹華の記憶喪失という設定は、彼女が記憶を取り戻す過程で浮かび上がる過去の真実が、事件の解決へと導きますが、それは同時に彼女自身が背負うべき罪の重さをも明らかにしましたね。
記憶を失ったことによる混乱の中にも夫が自分とは別の女性を好きだったと言う点は思い出したんだな!!
嫌なことは思い出せない・・・都合のいい記憶喪失だったと言えないこともないね!!
芸術作品としての「愛の記憶」
千堂小夏が描いた絵画「愛の記憶」は、ただの美術品ではなかったね。
自分の愛した人を他人に取られた、その腹いせに書いた絵画・・・それが認められたって・・・皮肉だったね!!
絵画を巡る人々の愛や怨念、欲望が複雑に絡み合って芸術が人の人生に如何に影響を与えるか、チョット怖い話でもありましたね。
まとめ
全体として、このドラマは絵画を通した複雑な人間関係と心理をうまく取り合わせて組み立てられていましたね。
井吹華は、彼女自身の過去と現在の間で揺れ動く心情が、なるほどと思えるようなタッチで描かれていました。
でも記憶喪失にはなりたくないかな???
悪いことだけ忘れられる記憶喪失なら大歓迎ですが・・・