第9話で特に心に残ったのは、倫子がお品に対して放った言葉だったかもね!!

「人の痛みも分からぬほどになり下がったのか」という彼女の問いかけは、ただのドラマの一幕に過ぎないと言いながらも、心中穏やかではなかったことは明らかですね!!

ただ、倫子がどうしてお品がそうなったかと言う事を知らないの点が仕方ないところかなとも思うのだが・・・

家基の死とお品の表情

家基の突然の死に、お品がほくそ笑む場面は、その冷酷さがにじみ出てましたね!!

それだけ愛する葉山を失った悲しさの傷心の裏返しかもしれないけどね。

お品が「人の道などとうに外れている」と吐露する瞬間も希望を失ったらこうなるのかなとチョット可哀想でもあったけど・・・

貞二郎と松平定信の恐怖

また、貞二郎への命令を下す松平定信の冷徹さには、己の恨みを晴らすためだけに変わってしまったのかなって思わずにはいられないのですが・・・

ただ、彼の権力の行使は、まるで人の命を軽んじるかのようにしか見えないのが、チョット悲しいところかも・・・

猿吉の苦悩

猿吉と松平定信の過去が明らかになる場面では、彼がどうしてそこまで定信に頭が上がらないのかが理解でき、人間関係の複雑さが垣間見えましたね。

猿吉の苦悩もまた、権力の下で生きる人々の切ない現実を象徴しているように感じられました。

これはいつの世も同じかな!!

お品の心情

お千保を助ける倫子の姿を見たお品の心中は、どれほど複雑だったのでしょうか??

彼女の目に映る倫子の行動は、自分のしてきたことの反省もあったのかなって思いたいですね!!

家治の告白

そして家治が倫子に真実を打ち明けるシーン。

その心の葛藤は、彼がどれほど苦しい立場にあるのかを物語っていましたね。

そんな家治の告白を盗み聞きする松島の局の存在が、次回にどんな影響を及ぼすのか、見どころが出来た感じがしますがね!!