韓国映画「3日の休暇」を見てみました。

 

 

 

 

 

予告編がどことなく 「深夜食堂」「かもめ食堂」を連想させて

なんとなく見るのをためらっていたのですが、

ドラマは見るとハマるから避けたいと思っていた時に

これを見てみました。

 

ネタバレ含みますので、ご注意ください。

 

 

 

 

母と娘の微妙な葛藤

 

母親が亡くなったという知らせを聞いて、すぐアメリカから帰国したが、間に合わなかったことへの後悔

 

自慢の娘にあいたい母親

 

自分が死んだ立場にあり、あの世へ行くまでに3日間あると言われ、娘の所へ行きたいという母親。

 

アメリカの大学で教授として華々しく活躍していると思った娘が、自分の経営していた小さな食堂に住んでいることに驚愕。

 

 

色々な事情を知っていく中で

こういうのは、生きているうちにしなければならない…

ほんのちょっと 歩み寄れば 分かり合えたのに…

と後悔します。

 

母親は、娘が娘らしく よく生きていければよい、母親に対する負債感をもつ必要がない

と一所懸命娘に話しますが、

いかんせん 幽冥異にした立場 どんなに叫んでも、娘には聞こえません。

どんなに肩をさすっても、娘は感じません。

 

 

最終的には、娘の夢で

お互いが一番したかったこと

 娘は母親の誕生日祝いの席を設けてあげて、

 母親は娘と一緒に誕生日を過ごした

をやりました。

 

この夢は夢でありながら、現実だったのでしょう。

夢から覚めた娘は、食堂を閉じて、行くべきところへ行こうと決断しました。

 

母親に対する負債感、罪悪感が消えたのでしょうね。

 

 

じんわりする映画でした。

 

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