ネットフレックスに、邦画「日本沈没-希望の人」がありまして

ちょっと見てみました。 公式サイトはこちら(

 

 

 

 

以下ネタバレ含みます。ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

小栗旬や松平ケンイチ、杏などの俳優たちに惹かれて、見たのですが、

最初は、何が何でも政府批判、一点張りのように見えて、

あまり好きではありませんでした。

 

 

しかし、立場が異なれば、見える視点も異なる。

それらをどのようにまとめて、国を率いていくのか…

 

 

特に「日本未来推進会議」というのがありましたが、

見るからにハーフでは?という俳優がちらほら見えて、

日本も 多文化家庭の子女たちがたくさん 成長しているのだなぁと実感しました。

 

 

実は、大昔 小説「日本沈没」(小松左京)を読んだことがあります。

これは確か首都東京が濃い霧に囲まれて入れなくて

外部が首都機能を代替し、一ヶ月くらいしたら霧が晴れて、入れるようになった

話でしたよね。

 

 

ところが、今回のドラマはそうではありません。

早い段階で、「列島は沈むぞ!」と呼びかける。

それに対して、「調査しよう」「デマを流すな」等々かしましい。

また一度予報が当たったあと、「2回目もあるぞ!」というが、

世界的に有名な学者に依頼すると「起こらない」という。

それが後になって、データ操作、つまり1度目のあとの静かな頃のデータを送ったからだと言うことが判明し、

現在のデータを再送すると「起こる」と。

 

 

日本列島全体が沈む…

 

これに対して年配の方が

「戦争でドン底から一所懸命築き上げた日本がなくなるというのか…」

と言われたのが、身に沁みました。

 

それに対して、いわゆる「戦争を知らない」世代は

世界へ移民し、各地でJapan Townを作ろう

と提案します。

 

人は希望がないと、生きていけない

それならば、希望を持たせよう

その発想で思いついたものです。

 

 

世界は日本を移民として受け入れてくれるのか?

 

現実的には簡単な話ではないし

実際ドラマでも、昔の因縁で受け入れよう、という感じでしたが

世代が下がるにつれて、どうなるのでしょうね?

 

そこへ 首相を狙ったテロ

感染症によるパンデミックとそれによる移民受入停止

感染症を治す新薬の発明と、無料提供

 

 

つい最近 味わったそのままの 場面が展開されました。

 

そして、データ通り大地震が起きて…

 

 

見終わったら

ちょっと楽観的過ぎるな…

というのが感想でした。

 

多分私自身が韓国へ結婚移民しているからでしょうね。

 

国のない民族を誰が保護してくれるのか?

 

は、逆に

国を出た同胞(海外に住む同胞)を守ってくれるのか?

 

にも繋がりますので…

 

 

海外で見る、日本ドラマは、

また捉え方が違ってきますね(;'∀')

 

 

ところで、学者の役だった 國村隼

確か韓国の「コクソン (哭声)」で賞をいただいた方ですね。

詳細はこちら(

 

サスペンスということで、まだ見ていないけれど、

これもいつか見てみたいと思います。