韓国ドラマ「哲仁王后チョリンワンフ 〜俺がクイーン!?〜(철인왕후~영홍 가출 스캔들)」も 並行して見ていました。
最初は 有名な腕のいい料理師(男性)が何らかの事故で意識不明になり
気が付いたら、百数十年前の朝鮮時代に
それも女性として、しかも王妃の位置に上がる身分の者という
途方もない展開でした。
そもそもタイトルからして
「哲仁王后~霊魂家出スキャンダル」ですからね
まさにスキャンダル!
男性が女性の身体に入るだけでも スキャンダル!
だけれど、見ているうちに、
女性の本来の持ち主も少しずつ出てきて(記憶が戻ってくるので)
女性らしい、しなやかさ、愛らしさなどが出てきました。
王様も、突然人格が変わったかと思うほどの王妃に対して
理解しようと努めます。
「中殿辞典」まで作っちゃってましたよ♪
実はまだ最後まで見ていないのですが、
王様は 王妃(実は現代に住む料理師)から
未来は統治者を投票で選ぶ
と聞いて、未来に希望を抱きます。
国民主権、国民のために王がいるのだ
ドラマには東学党が出てきますが、
調べてみるとキリスト教もこの時期に広まっていたようでした。
王様は、自分を死んだことにして新たな王様を立てようとする勢力に対して
戦おうとします。
その前に 王妃に尋ねます。
「この戦いの結果はどうなるのだ?」
「負けるのよ」
しばしの沈黙の後
「ではなぜ、負ける戦にあなたは組しているのか?」
「一人でいるには宮殿は広い。」
すべて意訳ですが、ちょっと伝わらず、もどかしいですね。
でも、愛を伝えるのは難しいもの
歴史では、王妃は王子を出産したが、早くに亡くし、それ以後恵まれなかったようです。
王妃は安東金氏の出身なので、それで選ばれたようでしたが、傍から見ても擁護する様子ではなかったようでした。
また、王様は江華島に流罪されて育ったのが、いきなり引き抜かれて宮殿に来たようで、
文字も最初は読めなかったようでした。
改革を一所懸命進めようとしましたが、あまりにも難しく、酒におぼれて早く亡くなったようでした。
ドラマでは、幼い王様の目の前で次々に処刑され、自身も井戸の中に隠れてそのまま見殺しにされそうになったため
トラウマになっていました。
なかなか大変な生涯を送られていたようです。
最後はどうなるのか、気になります。
※写真は全てお借りしました。