ルリの最後がどうだったのか
書こうと思います
多分ルリのことをずっと応援してくれてるみなさんは色んなご意見もあるのかなぁと思います
でも色んなことをアバントに言いたいけど飲み込んでくれているのかなぁって
もう夏の終わりころから具合が良くない日のほうが多くて入退院の繰り返しでした
ルリは捨て子でした
その時にはすでに片方の腎臓は萎縮してて
先生はこの状態になるには数年の放置ではないと
多分生まれてからずっと
先天的なものか病気の治療をしてなかったのではないかなと言っていました
最後の究極の選択
このまま死なせてあげるか
安楽死にするのか
胃瘻をつけるのかで
アバントは胃瘻をつける選択をしました
ルリは重度の糖尿病であらゆる合併症を起こしていました
これほどまで重症な子は先生も今までも診たことが無いと言っていました
それでも、完治はなくても
治療を頑張りました
よくなるための治療では無くて
これ以上進行を遅らせることが出来なくても
なんとか現状維持を目標とした治療です
糖尿病は本当に怖い病気です
アバントは父親をこの病気で亡くしてます
ルリと同じ様にかなりの重症でした
最後はもちろん失明したし
両脚も切断しました
透析になり
でも父親は最後まで自分で歩くと車椅子を拒否して
義足で歩いていました
その時の
ルリに選択権はありません
アバントが決めました
手術は無事に終わりました
翌々日朝にレントゲンを撮っ時には異常はなかったけど
お昼に咳をするのでまたレントゲンを撮った時に片方の肺が白くなっていて肺炎だとわかりました
すぐに酸素と抗生剤を投与
夕方アバントがいつもの面会に行きました
酸素を取ろうとするのでエリカラをつけていました
うまく抱っこが出来なくてその日は背中をずっとさすっていました
帰りたいよと言ってる様に見えました
うちでするみたいにアバントにお顔を擦り付けて甘えていました
なんで肺炎になったのか
誤嚥です
その危険があったので胃瘻から水分補給してお口からは食べ物は入れてなかったんですが
自分のツバかタンで誤嚥になった様です
今までも何度も肺炎になってるので
今回も大丈夫、きっと治ると思ってました
というより思い込もうと必死でした
その日の朝のお注射の時はまた嫌々して怒っていたそうです
先生もルリが入院してからは徹夜で見てくれていました
注射の後少し席を外した間にルリは息を引き取りました
看護師さんが見つけたそうです
アバントが仕事に出かけようと玄関を出た時病院から電話があり
ルリの訃報を知り
もうそこからあまり記憶がありません
ルリはまだ暖かかったです
最後に手術の必要があったのか
静かに送ることも出来たのではないか
色んなご意見があるかと思います
でもアバントは前も書いたけど後悔も反省もしていないんです
したらこのさき生きていけないです
ルリのために何が一番良かったのか
考えました
でも答えは出ないです
ただ生きて欲しかった
答えがあるとしたら
生きて欲しかっただけです
先生から安楽死のお話があった時背筋が凍りつきました
ただ苦痛と空腹から解放してあげたい
そして生きていてほしいと思いました
結果的に術後の容態が悪化してしまいました
ルリが逝ってしまって日ごとに少しは悲しみも減るのかなぁと思っていましたが
その逆で日が経つにつれ
ルリが恋しくて会いたくて気持ちの整理がつきません
毎朝仕事に出かけるたびに
電話があった瞬間を思い出します
ルリのもっと年をとった
時の心の準備もしてたのになぁ
オシメのお世話とかさせてくれないなんて
もっと手がかかる子でよかったのに
最後まで本当に手のかからない子でした
ゴロとブリオの事もご心配いただいていますが
大丈夫です
ゴロとブリオもルリも同じくらいみんな大事な子達です
アバントはルリが亡くなってから
こんなにも自分でもダメージがあると予想をしていませんでした正直
思ったよりも壊れてしまいましたが
日々の暮らしは出来ています
ありがとうございます
しばらくはルリの事だけ考えていたいです
そっとしておいてほしい反面
色んなご意見は大歓迎です
ルリのことをこんなにも思ってくれてありがとうございます
感謝の言葉しかありません
本当にありがとうございました
ではまたね