海外のゲームばかりしていたら日本語が恋しくなりました。こんにちは。

最近の趣味嗜好が海外ゲーム寄りになってたんですが、
自分はやっぱり日本人。。

字幕を読まなくても耳でわかる会話が聞きたくなってきたりもします。
そこで、新品で安く買えたトリニティジルオールゼロを始めてみました。

前作のジルオールは遊び済み。
前作の内容は簡単に言うと、
平凡な毎日を過ごしていたはずの主人公が(出自による)
無限のソウルという特別な資質をもっていたため
ひとつの大陸を揺るがす歴史の動乱の中、人々に定められていた運命を覆すお話。

区切りはありますが、フリーシナリオでエンディングも多数。
魅力的なキャラクター達と一緒に
冒険者としてどんどん名を馳せていくのはたまらなく楽しかったです。

肝心のゼロのほうはどうかというと
前作から5年前の過去のお話。

予言の子として殺されてしまう難を逃れた主人公が
父の敵討ちのため、大陸を統べようとする実の祖父バロルの命を狙う。
それは予言の内容に沿うことだった。

的な感じです。実力もコネもないところからスタートですね。先は長いよ!
主人公アレウスはハーフエルフでもあるので、
小さい頃から迫害を受けており擦れまくってます。
関係ないとか別にとか言って壁をつくりまくります。
この感覚、懐かしい!
海外のゲームは基本主人公が大人だったり、自分で会話を選択していくので
この盗んだバイクで走り出しかねない若さと反抗期がかえって新鮮です。
でも、周りに良い人しかいない環境でよくこんなに心を閉ざしているなとは思いました。
出自がばれると追われる身なので、それも仕方ないのかもしれませんが。

そこはおいといて、今度は仲間達の話。

ボルダンのダグザ。筋肉担当。
ボルダン族はみんなマッチョマンなんですが、それを踏まえてもすごいマッチョ。
ひとりでストリートファイターの世界感な筋肉量です。
重量感ありすぎて、最初は画面が狭く見え迷惑に思ったものです。
でも、強いし気さくだし面倒見が良いし、アレウスの態度の悪さも気にしないタフガイ。
しかも重量キャラにありがちな遅さがあまりありません。
ある技を覚えた後はボスに対してダグザ無双が始まります。
ダグザさんパネェっす。

ダルケニス族のセレーネ。お姉さん担当。
ダルケニスは吸血種族なので、ハーフエルフよりも迫害されてます。
むしろ狩りの対象だったりするので隠れ住むのが基本のところを
セレーネは堂々と活動しています。
顔に反してハスキーボイスなんですが、年齢が最低100歳らしいのでそれも納得。
ダガー二刀流のシーフタイプで、敵を麻痺させたり分身したり
トリッキーで操作していて楽しいです。
反抗期のアレウスを上手に手の上で転がすのは、さすが最年長といった感じでしょうか。


アレウスの戦闘スタイルも好きです。
剣を素早く振るいながら合間にファイアーボールを使うなんて、まさに魔法剣士。
簡単に操作キャラを切り替えれたり、無双乱舞ゲージみたいなのの貯まりが早いのも
爽快感を増させます。
アレウスのちょっと・・なところは性格はおいといてムービーに恵まれてないとこでしょうか。
しょっぱなからたらこ唇のドアップ多数で
見ていて身の置き場のない気持ちにさせられます。
目もちょっと大きすぎで、さしずめ宇宙人。
他の人のムービーはとても良い感じなので主役なのにこの仕打ちはひどいと思いました。
ただ、ストーリーを進めるとどんどん良い顔になってきます。
見慣れただけ、なのかもしれませんが・・・

前作はたくさん仲間がいましたが、ゼロはこの3人とたまにゲストのみで行動します。
そしてフリーシナリオではなく、好きなように各地の依頼をこなすことはできますが
基本一本道。
エンディングもひとつだけで変わらないようです。
戦闘がターン制からアクションRPGになったところからいっても
前作とはまったく違う内容になってます。
これでつまらなくなったかというとそうでもなく、
やっぱり無双系RPGは派手で楽しいです。
前作の淡々と冒険者として活動しながら有名になっていく感じも
通り名というシステムで実感できます。
ドラゴンを倒してきたのに
お、ゴブリンハンターじゃないか!
と言われると微妙な気分になりますが。(呼ばれ方はランダム)



前作を遊んでなくても楽しめるようですが、やっぱり遊んでいたほうが断然楽しいと思います。
やってないと、ネメアが出てきてもなんかえらそうな男だな~くらいしか思いませんが
前作をやっておくと、
あのネメアが!!しかもフルメンバーのゴールデンパーティーと一緒に行動できるのか!!!
という感動がまってます。
まさに歴史を垣間見る感じ。

さらに素敵なのが、戦闘時の構え。
これが前作にも出ていたキャラクターは構え方が同じなんです。
自分の記憶なんですがゼネテスとレーグはスタメンだったので合ってるはず。
さらにさらに、各地にある酒場や冒険者ギルド。
背景に一枚絵であるだけなんですが、施設の内装が前作のままだったりします。
これはもうなんていうか愛を感じます。
ちゃんとジルオール調べたり遊んだりした人が作ったんだな~という愛。
それだけでも嬉しいものです。

長くなるのでまた次回。