超ネタバレしています。




ついにエンディングをみることができましたが、

突然のショッキングな展開にしばらく立ち直れなそうです。


オープニングの覚者が出てきたときは、

前作主人公に出会った並にテンションが上がりました。

サヴァンのポーンは従者って感じがしていいですね。

でも一緒にいる時間が長いと似てくるというわりにはまえのまま・・・


戦いに勝った後、いろいろ説明を聞くことができましたが、

いまいち覚えてません。

そこは二周目で改めて確認しよう(;´ω`)


そしてショッキングな展開へ


界王になった覚者ですが、いるのにいない存在、

介入できずにみてるだけという

サヴァンはよく今まで耐えれたねという生活がまっていました。

世の中でいうところの神としての力を手に入れたようですが

なんとも味気ない世界です。


そして、主人公の自殺。

自分でやったとはいえ、この選択肢にびっくりしました。

サヴァンは次に来る覚者をまちましたが、

主人公はまつことなく自分の手で終らせたのです。


倒れた主人公の足元が抜け、ポーンと一緒に空を落下します。

そのときの自分のポーンの「マスター!!!」という叫び。

落ちながら必死に先に落ちる覚者に手をのばし、叫び続ける姿に

思わず泣きそうになりました。


落下しながら、ポーンの姿が段々とブレていきます。

気づいたとき、覚者は自分の村の海岸に倒れていました。

「マスター!!」と叫びながら飛び起きたのは、なんと覚者本人。

声は明らかにポーンのものでした。


覚者なのか、ポーンなのかわからない人物は

驚いたように自分の手をみつめます。

そこへ一番好感度の高いキャラが現れ、

その人物と一緒に覚者は歩きだします。

その表情は・・




・・・・ポーンと覚者どうなったの?!!


ぱっと見、覚者は死んで

ポーンの外見が覚者のものになった感じがしました。



話がそれますが、あるお話を思い出しました。

イザナミ、イザナギの黄泉の話を元にした感じの話です。


あるところに仲の良い幼い兄弟がいましたが、

妹が突然死んでしまいます。

兄は妹を生き返らせるために死者の国へ迎えに行きました。

連れ帰るための条件は、家につくまで決して振り返ってはいけないこと。

しかし兄は家に着く直前につい振り返ってしまいます。

再び引き裂かれる兄と妹。

気がつけば自分の家にいます。

そして妹が生き返ったという声が聞こえます。

その代わり兄が急死してしまったという声も。

生き返った妹は泣きながら鏡の前に立ち、鏡に向かって言います。

「泣くなよ、僕たちこれでずっと一緒だよ」







つまりこれと一緒ってことなんでしょうか( ´Д⊂


とりあえず落ち着いて考えてみました。

最初は、ポーンの体を元にした覚者になったと思いました。

ポーン自身が覚者に近づいていくという表現。

そして意思が希薄であること。

さらに覚者の死。

互いに足らなくなったものを補い合って

新しい人物として生まれ変わったのかなと思ったんです。


でもいろいろ調べてみると、

セレナとのエンディング会話で

あなたは私と一緒なのね、的なことを言ってます。

セレナは元ポーン。

同じ=いるのはポーン

覚者はまぎれもなく死んでしまったようです・・


「ポーンの夢」 のイベントで、

ポーンは覚者と一緒にいることで魂の影響を受け、姿が似てくるという話がでました。

魂の転移という単語も出てきました。

そして、ポーンが本来もたない「望み」という感情をもったとき

初めて人間になり、異界を巡り永遠に存在し続ける者という環から脱出できるそうです。


エンディングでのポーンの望みはやっぱり覚者のことだったんでしょうか。

ドラゴンを倒すという大きな目的の他に

ひとりのポーンをひとりの人間にするという目的があったんですね。


自分の姿が大事な相手の姿になって生きるって

とんでもなくつらいことだと思います。

最初は悲しくても最後は良い思い出になって・・・となるには

ある程度忘れることが必要だと思うんですよ。

なのに、鏡をみたら相手がいる。

でも実際にはいない。

慣れることはできるだろうけど、忘れることはできません。

一生引きずって生きると言ってもいいくらいの状態です。


でも、今回に限っては事情が違うかもしれません。

覚者あってのポーンだと、何度も聞きましたし

覚者がいたからこそ、人間になったポーンがいるわけです。

生まれ変わったというよりも、後を引き継いだといった感じなんじゃないでしょうか。

覚者と同じ見た目の、覚者の魂を元にし影響を受けた、その人生を始めるポーン。

おそらくポーンは一緒にいるときに影響を受けた覚者の意思を元に、

自分の新しく芽生えるだろう意思に沿った人生を送るんじゃないかと思えます。

そう考えると、悪くないんじゃないかなと感じました、


このゲームは、うろ覚えですが

永遠に繰り返されるサイクルからの脱出がテーマにあると思うんです。

ポーンがその代表だと思いますが、

2周目を始めるとき、私は主人公を今のポーン、ポーンを前覚者にしたいと思ってます。

むしろします。それ以外ないですヽ(`Д´)ノ

せっかく環からの脱出ができたのに、

また巡ることになってしまった覚者とポーンは多いと思います(ヽ´ω`)