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Road To コロンビア

夢ややりたいことがはっきりしない。だれもが一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか?技術もない、知識もない、ひょっとしたら特技も趣味もない。そんな女子が、、、、、、、バングラデシュに行っちゃいました!
果たして何を見てきたのか?次なる夢は?

さて、先日のスラム街やガジプールの小学校の件りでも少しお話しましたが、スタディツアーで訪れるところすべてで、





子どもたちが迎えてくれたり、


子どもたちが説明してくれたり、


意見交換でも子どもたちから質問がたくさん出たり、





何でも「子ども。」


そして彼らはとてもハキハキしていて、その目はとっても真剣でキラキラしている。


そして、日本人が来るぞってことで、かなりおしゃれをしていてくれる。




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↑ガジプールでも子どもたちが迎えてくれた。




私たちが「アッサラームワライクム!」(こんにちは。の投げかけ)


というと、




「ワライクムアッサラーーーーーム!!!!」(こんにちは。の返し)


と気持ちよいほど元気よく返してくれる。







どうして子どもなの?





プランでは、子どもが主体となってプロジェクトを推進しているから。


『子どもから子どもへ伝えるアプローチ方法』





小学校3~4年生くらいで20人を選出し、その代表の子たちで形成している実行委員会が「子どもクラブ」なのです。




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↑中心となる上級生たち。みんなおませさん。





実はこの「子どもクラブ」、ジャパニーズサラリーマンな私たちも真似すべきものがたっくさんあるのです。





プランは子どもクラブの子たちに「自分たちの暮らしをよくするためのいろは」を教える。


実行委員は周りの友達や大人たちに広めていく。





改めて、根本的なところに戻ろう。


<なんで子どもなの?>


①放っておくと、子どもは何の権利も持たない「最も弱い存在」である


②子どものうちからプロジェクトを推進すれば、成長と共に持続可能な状況の改善が可能。





では、





<どのようにして子どもたちにその担い手としてやる気を起こさせるのか?>


①子どもの参加を推進する。


②安心して学べる環境づくり


 →教師による虐待を失くすetc


③子供たちの能力を最大限に発揮する





なるほど。この環境づくりのためにコミュニティでは


「教師の質向上プログラム」



「子どもの権利のためのプログラム」





を並行して実施していることがある。





じゃあ、


<もし、言うことを聞かない大人がいたらどうするの?>


①子どもたちで力を合わせて話にいく。


②別の大人についてきてもらう。





はい、日本で言う、同行訪問ですね。


②に至っては上司をつれての同行訪問ですね。





このプランの一連の手法は、ワールドワイドに標準化して、どの国のどのエリアでもプロジェクトの土台作りとして当てはめることができる。





「標準化」





ね。


成功する組織には必要不可欠ってことか。





この仕組み、日本でも導入したらすごいことになりそう。


子どもにやる気を起こさせるくらい、大人にやる気があればの話だけど。





子どもたちは説明がひとしきり終わるとやっぱり子どもの顔になるね。


向かい合って座っていると、ジー――――――っと顔を見つめられて、


大事に持っていたお花や木の実をくれる。


素敵なプレゼント。








うれしすぎて頭に付け出すジャパニーズサラリーマン。

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ゼネストで身動きが取れなかった次の日。
ダッカから片道2時間くらいのところにあるガジプールという農村へ。

やっと視察ができる!!


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↑道の途中ではこんな日常も。線路脇に露店とスラム街が広がる。だんだんのどかになる。


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↑やってきました農村。一面が田んぼ。

バングラは肥沃な三角州地帯なので、3期作が基本。

日本では土地がやせてしまうから考えられないです!



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↑ガジプールへ到着。これは農村版「コンビニ」。

テレビがあるコンビニは人が自然と集まってくる。


ガジプールは、JICAとプランが共同プロジェクトを行っている。
「環境と衛生のプロジェクト」です。もちろん主体は子ども。

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↑ここがプロジェクトを行っている小学校。


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↑小学校にはシーソーがあって、それに乗ってギッコンバッタンすると、トイレの上のタンクに水が汲み上げられる仕組み。

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↑トイレの上にあるタンク。
こうして特別な機械がなくても水洗トイレが出来上がる。


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↑古いトイレ


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↑プロジェクトにより新設されたトイレ。


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↑子どもが、環境と衛生のプログラムについて説明してくれる。


ところで。
「なんでトイレなの?」

バングラには、トイレで用を足すという習慣がない地域がたくさんある。
だから下痢で苦しんだり病気が流行ったりする。
以前この村にもトイレがなく、人々は下痢などに苦しめられていたのです。

日本だと、「トイレはきれいにしなくちゃだめですよ」(トイレの神様みたいな)

バングラだと、「トイレでしなくちゃだめですよ」

ってことだ。

では、どうやってこの状況を打破しよう?


①まずは、どうして自分たちは下痢や病気になるのかを理解してもらう

②外で用を足さないようにする。

 →ちゃんと決まった場所で用を足す、処理をする。
③トイレを作り、そこを使う習慣を身に着ける。


プロジェクトでは、これらを子どもが実施していきます。

でも、そもそも、子どもに言われて大人はちゃんとトイレで用を足すのか??

気になったから聞いてみた。

しっかり×ゲームのようなものを用意してありました。


①外で用を足している人を見つけたら、笛を吹く

 (子どもたちは笛を持っています。)

②外で用を足したら、その人の名前を旗に書いてその場にさしておく。


これは、私たちも何かルールを作るときに参考になるかもしれませんね。

ちなみに最初のころの大人たちの反応は、


「周りに囲いがある狭い空間(=トイレ)だと、出るものも出なくなってしまうよ・・・」


だったそう。確かに、わからなくもないか。


子どもたちの努力と、大人たちの理解のおかげでトイレが普及したここでは、ここ数年は以前のような下痢や病気は起こっていない。



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小学校の教室で子どもたちと意見交換。

そこで子どもたちから私たちへ質問があった。


「ぼくたちは授業が終わると、この村みんなが清潔になるように活動をし、トイレをきれいに使うように作業をしたりしていますが、日本の子どもたちもそうなんですか?」


答えが出てこない。


「日本は、清潔が当たり前になっています。だからあなたたちが教えてくれたようなことはほとんどしていません。」


と答えるので精一杯。


日本では確かに清潔のためにすることはないけれど、もしかしたら自分が住んでいる地域のためにするべきことは結構あるかもしれない。


この子たちに見習うべきところはたくさんある。

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ちなみに、この子たちが抱く日本のイメージは、

「太陽が一番早く昇る国」

だそうだ。

なんだかうれしいですね!


狭い教室にぎゅうぎゅうに入った私たちはとても素敵な時間を過ごし、農村の視察へと出かけた。


教室を出るときに感じた、違和感とともに。


ガジプール訪問、次回へ続く。

仕事柄、気になってしまうのが「電線」。

電線を見るたびに衝撃を受け、写真を撮っていました。


途上国において議論するときに欠かせないのが「インフラ」。

これが整っていないといけませんから。


おかげさまで、


周りからは「職業病だね」と言われ、


「電線の写真を撮ったら福見に回せ!」


となるくらい。みなさん、「すんごい電線情報」ありがとうございました。



この国、すごいです。

町中、電線が何十本も束になって、絡まっている。

しかも、草木も一緒にからまっている。

ある意味アート。
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そして、切れた電線は地面に垂れ下がり、車や人の生活に紛れ込んでる(踏まれまくってる)


「この電線を工事する人はいないのかあせる


と探していると・・・


いたいたーーーアップちゃんとハシゴで上まで登って作業してるじゃんビックリマーク


って近づいて見てみると、さらなる衝撃が。


そのハシゴ、電線に直に立てかけてる。


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↑この写真はちゃんと(?)作業している写真です。

写真撮り忘れたけど、本当に電線にはしご立てかけてた!

やはりすごい国、バングラデシュ。


バングラデシュでは電力需要に供給が間に合っていない状態で、夏になると「計画停電」がある。昼間の数時間、国中の電気供給がストップするのだ。

だから人々はその時間まで目いっぱい冷房をかけたりして「冷やし溜め」をする。


なんとも言えませんね。


豊富な資源と言えば天然ガスなので、発電は天然ガス火力や石炭火力が主流だそう。あとはインドから電気を買ったり。


いやーでも、この電線で配電されてもねえ。


ところどころ勝手に電線つないで盗電してるし。


あらゆるとことろで先進国の技術や政府の力の必要性を感じました。



電気関係のもう1つのこぼれ話は後日公開。

プランでチャイルドスポンサーという支援方法がある。




私もそれをやっているのですが、プランのプロジェクトを支援すると同時にそのエリアの子どもと交流することができる。




詳しくは,過去の日記に書いてあるのでそちらを見てくださいね☆











チャイルドと文通したり,可能であれば会いにいったり。




こういうスタディツアーを利用して会いに行く人もいる。









もちろん,今回の旅でも会いに行く予定の人たちもいた。(こういう場合はその日だけツアーとは別行程になる)




しかし,北部への移動が不可能となったバングラデシュで、今回チャイルド訪問ができたのは2人だけ。











貴重な話を聞くことができた。











チャイルドが住むエリアの現地事務所職員と一緒に訪問する。




会える時間はだいたい30分くらい。




チャイルド本人はもちろん、親族や近所の人たちもそろって迎えてくれる。











ここでうれしい事実。




私たちは日々チャイルドにお手紙を書いているのだけれど、それは本人だけでなく、親戚中もしくわご近所中で喜んで読んでくれていることもあるのだそう!











会いに行った人にしかわからないことですね!











「また来てね」











って言われたら、泣いちゃいます。











遠い村までチャイルドに会いに行って帰ってきたメンバーが話してくれた。


















しかし逆に、北部へのチャイルド訪問が中止になってしまった人たちは。。。




日本からトランク半分が埋まるくらいプレゼントを持ってきたり、何通も手紙を書いて持ってきたり、みんなすごく準備をしていた。




すごく残念そうだったけど、誰ひとりとして文句を言わなかった。











「また絶対バングラデシュに来る!来年リベンジだ!」











と言ってた。




本当にみんなチャイルド思いだなと思った。











会いに行けた人、行けなかった人、どちらの気持ちも知ることができたから、2倍、チャイルドを訪問するってことの意味がわかった気がする。











ちなみに、チャイルドとこんなに文通して、訪問したりするのは日本人だけだそう。











私もますます、コロンビアのイエン君に会いたくなった。








私たちは、プロジェクトだけでなく、現地の子の夢や希望にもお手伝いできるのです。








【こぼれ話】




チャイルド訪問は残念ながら私は行っていないので写真がありません。。




なので、ここでこぼれ話~街中で見た、みなさんにお伝えしたいものを載せます☆








①ピンクボックス



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↑大通り沿いにあるピンクボックス




バングラでは、ごみを掃く習慣はあるけど、それを「集める」習慣がない。だから道端にはごみの山があちこちある。それが風に乗って街中を漂うわけです。




そこでJICA!が提供したのがこれ。ここでごみを回収しますよ。ってやつです。








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↑近くでみると「JAPAN」の文字。なんだかうれしいですね!











②路上でパンを売る家族








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↑夜でも売ってます。




なぜなら、リキシャ漕ぎの食べ物となるから。




手のひらサイズのナンってところ。











③子どもたち








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↑なぜか夜の道端にいる子どもたち。




道の向こうから声をかけてくれた。




夜に道端にいるなんて、帰る家はあるのだろうか。








④スラム街の女性たち








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↑とてもきれいな生地を織っている。




どこに売るんだろう。








⑥ヒンズー教の礼拝所



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イスラム教がほとんどだけど、ヒンズー教の人もいる。




街中にはこのように礼拝所があり、だれでも入れる。












さて、バングラデシュに行くという、今年最大の(いや、今までの人生最大か?)チャレンジであり夢であったことがかなってしまった私。




これから何を夢に持とう?




小さいながら見つけました!








「この訪問記を最後まで、しっかりとお伝えする。」








心から「行ってよかった」と思えたこの旅を、素敵な出会いがたくさんあったこの旅を、視野を広げてくれたこの旅を、肌で感じた思いを、




忘れないようにね。








私から発信することによって、少しでもみなさんが読んでくれたらうれしいです。








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夢、小さすぎてすみませんが、もう少しお付き合いください。












今日は会社で、後輩たちが偉い人たちの前で成果発表をした。



やっぱり緊張したかな?







「偉い人 肩書き外せば ただの人」







肩書きを尊敬するのではなく、人として尊敬すること。



そして自分もいつか、人として尊敬されるようになりたいな。











今回の旅は、肩書き関係なく自分の意志で参加してきた人たちだったからこそ、楽しかったんだろうな。






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さて、3日目は、プランバングラデシュの事務所でセッション、現地のプロジェクト内容の説明を受けたあと、バングラのダッカにあるスラム街を視察。











視察って言葉はエラそうだけど何するの?




①プロジェクトが行われているところへ行く




②そこの子どもたちから、自分たちの取り組みを説明してもらう




③施設見学をさせてもらう




④交流、質疑応答をする











②以降は子どもが主体です。




とてもハキハキしている。プロジェクトは子ども主体で行われているから。




なぜ子どもなのかは後日ご説明します。














みなさんは、











「スラム街」











って行ったことありますか?




なんとなく











陰気で、危なくて、近寄りたくないところ。











というイメージを持つ。




少しだけ不安があったが・・・











ワクワク感が半端ない!バスがどんどん街中を進んでいく。








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近づいてくるスラム街。











そこはプランがプロジェクトを行うエリアで、小学校と職業訓練校、診療所、託児所(デイケアセンターという)などがある。







O小学校では、幼児教育や、教師の質を上げる



O診療所では、病気やケガの治療はもちろんお産やファミリープラン(子どもは何人 




 いるのがいいのかなど家族構成の提案)



O託児所(デイケアセンター)では、親が働いている間、30人ほどの子どもを預かる。








など、さまざまなプロジェクトが行われている。







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プランが作った小学校。生徒は全部で400人くらいいる。




子どもたちは英語、国語、算数を習い、選抜クラスでは美術を習う。








「ジー――!!(=ハイ!」








教室の中から元気な声がする。




中では学年に分かれた子どもたちがいる。




服は寄付されたものを着ていることが多いとのこと。








「みなさん、将来の夢はなんですか?」








みんなが答えてくれる。トップ3は、








1位 医者




2位 先生




3位 警察








本当にみんなの答えがこの3つに偏るもんだから、




「どうして?」と聞く。








「国を助けたいから」








と迷わず返ってくる。




それもあるけど、テレビもろくに見ないこの子たちは、この3つ以外の職業を知っているのだろうか。




そして、この子たちの夢はかなうのだろうか?あとでこっそり質問してみた。




その不安とモヤモヤは次に訪れたところではっきりした。








次に訪れたのは、職業訓練校。




ここでは裁縫や、自動車整備、携帯電話の修理、美容師他自営業、小売業等、手に職をつけて現金収入を得るための訓練を行っている。




場合によっては、就職先の斡旋もしている。








現実はこれなんだ。








いくら小学生が「お医者になりたいです」と言っても、その夢をかなえることは極めて難しい。




現金収入を得ることが貧困からの脱却の第一歩だから。




まずはそこを定着化させるのがスラムでやるべきことなのです。








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スラム街の中を歩いて移動する。子どもや大人が一緒についてきてくれる。








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ボードゲームのようなもので遊ぶ大人(男)たち。とても明るい。








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路地に集まる女性たち。鼻や耳にゴールドのピアスをするのがこの国のしきたり。




かわいい!というと、「あなたのもかわいい!」って言ってくれる。




カメラに写りたがってくれる。いつもニコニコ笑顔がかわいいバングラの女性たち。












写真を見てわかるとおり、とても明るい街と人たち。




プロジェクトにより環境が改善されてきているからかな。











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↑診療所。手前のバケツは赤ちゃんの重さをはかるもの。




このあと、デイケアセンターと診療所を訪問し、交流をした。


帰りがけに、広場を発見。








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サッカーをやっていた!やっぱり万国共通なんだなあと思った。




ちなみに、国技はクリケットで、とっても人気。今年W杯がバングラで行われます。











・・・と。











広場で手作りの遊具を発見!




子ども用の飛行機型の乗り物だ。


















「乗りなよーーー」


















とバングラ人たちに言われる日本人たち。











い、いやあ、確実にこれ、子ども用でしょ。




無理無理。壊れたら、かなり顰蹙買うでしょ。


















「いいいいいです!!!」


















って日本人らしく断ったけどさ、











私、











なんか目の前にあってすごく気になったから・・・








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乗っちゃいました。











4人乗ったんだけど、けっこうはしゃいだぞ。




とりあえず、壊れなくてよかった。











ちなみに。一応「高級住宅街」にあるホテルの近くの川沿いにもスラム街がある。








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対岸からはこんな感じ。








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近づくとこんな感じ。私たちを発見し、「おいでよー!」と迎えてくれる。




本当にいい人たち。











生活は貧しいけれど、そこにはそこなりの明るさがあるのだ。




だから、やっぱり手に職をつけて、現金収入を得る手段を植え付ければ、




彼らの生活は少しずつ良くなると確信した。











でも、このスラム街、最近では賃料が発生している。




水道代や電気代がかかるからだ。




だから、地方から出てきて、新たに住むという新規参入は難しくなってきているのだ。











やはり地方の状況をよくして「地方分権化」が不可欠。




そのプロジェクトは後日ご紹介。