小学校で説明を受けたり、民家を視察させてもらったり、ガジプールでかなり勉強させてもらった私たち。
再び小学校へ戻る。
教室に入ると、
「ジーーーー」(=ハイ)
と、元気のよい子どもたちの声。
みんな、私たちと交流をするために待っていてくれた。
私たちが自己紹介をする。互いにプロジェクトに関する質疑応答をする。
私たちは向かい合って座っているんだけれど、向かいに座る女の子たちから
「ナム キー?」(名前はなんですか?)
と聞かれる。
「アミ チアキ。アマルナムキー?」(私は千明。あなたの名前は?)
このやり取りくらいしかできないけど、
今日のためにおめかししてきてくれた子どもたちの興味津々の目と目でなんとか会話ができてる気がした。
さあ、ここからはお待ちかねの交流タイム!
日本人の私たちから感謝の気持ちを込めて、交流のために用意してきたものを披露する。歌と遊びのプレゼント!
バングラデシュ国歌と、「雪」(←雪やこんこ)を歌った。
雪は、振り付きで歌ったんだけど、途中から小さい子たちがマネしてくれてる!(上級生は若干引き気味?)
国歌も途中から歌ってくれて、お返しに有名なバングラの歌も歌ってくれた。
やっぱり音楽に国境ってないんだなあと思った!
続いては、バルーンアート。
練習した甲斐があって、大盛況。
そして、全体入り交じっての交流タイムへ。
みんなが日本から持ってきた道具で遊ぶぞーー。
↑糸電話。みんな興味津々。私も懐かしすぎて混ざりたくなった
このほかにもたくさん!
ぼくにも!私にも!
みんなが押し寄せてくる。
押しのけられて泣いている子もいる。
「ちょっと。学級委員、並ばせてよ~」
と叫んで(もちろん日本語笑)見渡したら、
学級委員の女の子も必死で押し寄せている。ってかむしろ下級生を追い払ってる。。。
この国も、女の方が強いのか?
こうして、あっという間に楽しい時間が過ぎた。
きっと、とても喜んでもらえたと思う。
それ以上に、私たちが喜んだのは間違いないけどね!
先生に言われて、さっきまでの押し寄せがうそのように、みんな教室に戻っていく。
残ったのは、
「とてもあったかい気持ち」
と、
「不安な気持ち」
不安っていうのは、
私たちがプレゼントしたもので取り合いにならないだろうか?
もらえなかった子は、悲しい思いをしていないだろうか?
そんな不安。
そして、
現地の子どもたちに希望を持ってもらうために支援者になっているはずの私が、
逆に現地の子どもたちに元気をもらっていた。
「また、来たいな。この子たちをずっと見ていたい。むしろ、住めるかも。」
心から思った。
うれしい気持ち、勇気、不安、複雑になって、少し涙が出た。
まさか、自分がこんな気持ちになれるなんてね。びっくりしました。
今までは、目は向けてはいるものの、どこか「他人事」だった途上国。
支援者という立場でしかいなかったけど、
ここガジプールに来て、
立場や境遇が違う子どもたちと同じ時間を「共有」できた。
そして、元気をもらった。
もう、「他人事」じゃない。
小学校からの帰り道、乗り込んだ私たちのバスが、とても小さく感じた。
私たちも、まだまだこれからだ!
↑教室で向かいに座り、いろんな問いかけに答えてくれた子。
私も負けずに頑張るぞ。
プラン事務所に戻り、不安だけは解消したかったので、子どもたちが喧嘩になったりしないか質問してみた。
・日本のみなさんが、みんなと遊ぼうと思って準備して、道具を持ってきたことを理解していること。だから、物をもらうことが目的ではなく、交流することが目的であることはわかっている。
・先生に言われてすぐに教室に戻っていったのは、教室の中にチョコレートとクッキーを用意しておいたから。日本のみなさんに執着しすぎることなく終えるために。
と、教えてくれた。
さすがです。