ストーリーは、熾烈な中学受験戦争に勝ち、都内の私立エリート中学生であった主人公が、家庭の都合で父親の田舎に引っ越す話。
まあ、「エリート街道まっしぐらの僕が、なぜ田舎に行かなきゃいけないわけ」ってやつ。
母親は楽観的で話にならないし、自分を理解してくれる父親は海外赴任中。田舎のおじいちゃんはボケててこれまた会話不能。
転校先の中学はクラスが三名だけでしかもワケアリ農村留学生が二人。
主人公は、「こんなのやってらんないよ」と反抗するけど、ひょんな失敗から田舎に慣れていく覚悟が芽生える。
呑気に見える田舎の人たちも、それぞれが悩みやコンプレックスを抱えていて、それを乗り越えるために人間が形成されていくことが理解できると、主人公の田舎人に対する見る目が変わっていくのがわかる。
そして最後には、ちょっとしたどんでん返しも。
自分がいる環境が地獄か楽園かを決めるのは周りではなく自分であるということ。
ホント、うなずける作品です。
…木更津思い出すなあ。
千葉が嫌いで抜け出したくて中学から東京通ってたのに、なんで私が木更津?!
って言ってたなあ。ほんとバカ。
「10年間、満員電車で片道一時間半通学してたから、自宅から東京通うのちょろいっすよー」
「じゃあ、下りも一時間半くらいは行けるよね」
世の中そんなもんだ。
1人で転勤したから、見知らぬ人に声かけられたり慣れないことあったけど、それが人の優しさだってわかった。
私を知る人はわかると思うが、今は房総大好き。
頼まれてもいないのに親善大使するよって感じ。
やっぱり、転勤先で出会ったすべての人たちがすばらしくて、私がどんな人間であろうと受け入れてくれて、凝り固まった考えを変えるチャンスをくれた。
私もそれに気が付けたってことだね。
進学や就職、転勤や転居って勇気がいること。
もしそこが最悪でも環境や周りのせいにするまえに、自分の心に問い掛けてみたら、次の日からすこーしだけ楽しくなるかもね。
せっかくだから何事も最大活用で!
この、「楽園のつくりかた」は、読み手に考えるチャンスを与えてくれる本かもしれない。オススメ度☆☆☆☆(五段階)
来る5月21日に京都にてバングラデシュスタディツアー報告会があります

旅を共にした仲間が、プレゼンします。
再度告知します。
プチ、Road To …
京都!

