来月4月、TOKYO MXは大幅に番組改編をしてくる。それで当ブログ的に注目なのは、月曜から金曜まで平日の深夜0時半から始まる「ドラマメモリーズ」と題した再放送テレビドラマ枠。次の5作品が連日一斉に開始する。


(月)ヤヌスの鏡

(火)アリエスの乙女たち

(水)もう誰も愛さない

(木)花嫁衣裳は誰が着る

(金)スタア誕生


昔のドラマファン、そしてCS放送視聴者ならば、すでにおなじみの作品ばかりなのだが、地上波でこうした作品が放送されるのはファン層の裾野が広がることだからたいへん意義深い。


しかし、編成的には苦言を呈したい。


なぜか?


まず5作品ともに一話完結のものではなく、文字通りの連続ドラマで、前後の回を観ていないとイマイチ付いていけない内容だし、次回に伏線残して、それを煽る終わり方で毎回綴っていくものばかりだから、こういう再放送ものだと次回までの一週間が長く感じる。また、5作品中4作品が1985年から1987年に作られた大映テレビのもので、しかも出演者が似通っているものばかり。同時スタートで、同時進行、しかも毎日同じ時間帯の放送。視聴者は絶対混乱する。


これではリアルタイム視聴ではなく、録画での視聴を選んでしまう。最悪の場合は視聴するのを脱落していくことにもなりかねない。


5作品を週一ではなく、一つの作品を毎日ベルトで流したほうが視聴習慣が付きやすいはず。


いまからでも遅くないからMXテレビは再考すべきだ。