今週20日は京都三条にある「RAG」という老舗ライブハウスに野呂一生さん参加のオットットリオを観に行ってきた。ライブ終了後はホテルに宿泊。で、翌日は帰るだけなんだけど、せっかくなんだから軽く京都観光をしようかと思い立ち、このブログでも以前紹介したことのあるテレビドラマ『大江戸神仙伝』(1985年 C.A.L-日本テレビ) の舞台の一つとなった京都所司代跡を観に行く。


ちなみに今月、『大江戸神仙伝』は時代劇専門チャンネルにて何度目かのリピート放送がなされていて、近隣では12月30日に放送されるので、視聴環境がある方はどうぞごらんを。


http://www.jidaigeki.com/prog/002117_000.html


京都所司代跡は、場所的には二条城の入り口、東大手門の裏手側にあるものの、なにせ「跡」だけに昭和の時代になって造られた石碑と案内看板がほそぼそと立っているだけのところ。跡地は京都市立待賢(たいけん)小学校になっていたが、数年前に廃校して、いまは地域の集会所になっている。


だから、はっきり言って観光名所でもなんでない。


でも、タイムスリップものである『大江戸神仙伝』では、この京都所司代は江戸時代の現役であった設定のもの(いつもの大覚寺付近?)と現代にリアルで存在する跡地が二つ出てくるので、自分にとっては観に行く価値があったのだ。



茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry
右曲がりのダンディー



私事ながら今回の京都は八年ぶり。昔は京都なんて毎週のように訪れていたけど、二条城の付近まで現代に造られた石碑一つを見るためだけにわざわざ時間を割くなんてアホくさいと結局行かずじまいだった。しかし、数年前にやはり好きなテレビドラマのひとつである『赤かぶ検事奮戦記』シリーズのロケ場所を何カ所か観て廻ってみたところ、想っていた以上に感動を覚えて、『大江戸神仙伝』に出てくる京都所司代跡も機会があれば観に行ってみようと考えていたのだ。念願と言っては大げさだけど、今回の京都旅行でそれを叶えた。


茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry
『赤かぶ検事奮戦記』のⅠとⅡに登場した岐阜県高山市の茶房 大野屋

http://www.sabou-oonoya.com/

Ⅱの撮影時の記念写真が飾られていた。

フランキー堺、森田健作、桂木文、片平なぎさ、それにスタッフらと店舗関係者



感想としては、もちろん行って良かった。


小学校が廃校になってなければ、路面沿いに建てられてる校舎の昇降口から中側にある校庭に入って、速見洋介が転時(タイムスリップ)する様をマネしてみたかったけど、例え入れたとしても不審者になるよネ(笑)。まあそこは我慢しつつ、石碑を見て、この京都所司代での場面の後にチラッと出てくる二条城まで歩いて、ドラマの中の設定にしばし心をはせてみた。



茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry
ここから滝田栄が演ずる主人公・速見洋介が入っていく


茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry
さすがに放送時の26年前の風景と変わっていない二条城の東大手門