蒸し暑い京都を避けて
避暑・・・と言えばそうなのですが・・・
本当はマイル期限に迫られての旅行、北海道へ行って参りました。
北海道でもこの季節の気温は25℃くらい…結構暑いと聞いていましたが、
湿度が低くてカラッとしているからか、全く汗をかきません
団扇を持って行った自分がちょっと恥ずかしい(^∇^)
初日札幌に入り、旭川を経由して富良野線で「北海道のへそ」と言われる富良野に滞在。
根室本線～石勝線～室蘭本線に立ち寄りながらぐるっと千歳空港へ戻るルートは、
特急を含む全ての電車と、6回まで指定席にも乗れる「JR北海道フリーパス」で
気ままで思い通りの行動が自由にできることや、たくさんの方との出会いや会話が弾む旅。
一人旅の楽しさを知ってしまいました～
旅行の前半は、がっつり行動
後半はホテルの滞在を楽しむ
…という計画の真ん中の一日、
十勝清水にある「十勝千年の森」で開催中の、
「北海道ガーデンショー」
富良野観光の名所見物を投げうって、行くことにしました～
富良野から電車で片道2時間ですが、電車の本数が少ないので、一日がかり。
誰の情報もなく、たまたまHPを見て興味を持ったイベントでしたが、
正解
ワクワクする場所がてんこ盛り、とっても楽しいイベントでした。
ちょうど、直島アートプロジェクトの造園バージョンのような感じかな
十勝清水の駅からタクシーで10分、看板が見えて来ました。
「庭」の果たす役割のひとつに、
人間が自然の豊かさを感じ、人と自然の対話を促すことがありますが、
次の千年を人類が自然とどのように関わり、どのように生きていくか。。。
北海道ガーデンショーのコンセプトは「人類と自然との未来を考える場」
北海道・十勝から、新しいガーデンのカタチを発信しています。
さあ、入場！！
入ってすぐ、右手に子どもの庭「ぴぴっとガーデン」があります。
楽しそう
でも・・・時間が無いので、1枚だけパチリ
会場の見取り図を確認して、さあ庭へGo
まず「デザイナーズガーデン」
4人のガーデンデザイナーが約2年かけて作品を製作、
終了後もこの十勝の森に息づくように作られた、生きた彫刻です。
次に「コンペティションガーデン」
自然を舞台に応募された中の入賞作=8つの庭です。
Dress Garden
やん、緑のドレスだよぉーﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
コイコガレル
ミラーフィルムの挟まるパーティションは「天の川」
つかみどころのない恋の距離感を表しているそうです・・・
森の蜃気楼
アクリルパイプに映り込む葉っぱが幻想的(*^.^*)
これは、、、
こもれび？？？ アート？？？
そして、テンション上がりながらメイン会場=4つのテーマガーデンへ。
移動のルートも、のどかな風景が広がります。
《Meadou Garden》メドウガーデン / 野の花の庭
歩く道に沿って、自然の植生をモデルに作られた庭。
この土地に合う草花を調査して選定された、約100種の植物で、
互いのすみ分けを理解しながら、17の植栽パターンを綿密に描いたとのこと。
《Farm Garden》ファームガーデン / 農の庭
羊さんの生乳を絞って作ったモッツァレラチーズ、売店で売っていました。
ぐるっと回って、次の庭、森の奥へ。
《Forest Garden》フォレストガーデン / 森の庭
誰にも会わないけど、森の中で迷ってないよね・・・
良かった～間伐材で作られた広場が登場しました
その奥にある「時の彫刻ーコロポックル」
「土のたまご」は500個、女性が一生の間に排卵する卵子とほぼ同じ数。
中には草花の種が埋め込まれ、時を経ることで成長するというアートワークです。
作者の長澤伸穂さんは、フキで守られている丘を作ることで、
厳しい自然と共生しながら独自の文化を築いた、
アイヌ民族とアイヌ文化の伝承に思いを馳せたそうです。
《Earth Gargen》アースガーデン / 大地の庭
アースガーデンにはいくつかのアートが点在しています。
日高山脈の形にイマジネーションを喚起されたという、広大なスケールの風景。
ところどころ起伏した波打つ芝の大地にバンザイ＼(^_^)／
後半の4つのテーマガーデンは「十勝千年の森」の常設らしいので、
このガーデンショー期間以外でも見られるようです！
ちょっと遠いけど、北海道にこの夏行かれる方、訪れてみる価値ありですよ(^_^)b
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