一番頼りになるのは、いつか死ぬ身だと
知っていることだと私は思います
- スティーブ・ジョブズ II/ウォルター・アイザックソン
- ¥1,995
- Amazon.co.jp
本気で生きるってこういうことなんでしょう
それに比べたら、自分がやるべきことはまだまだたくさんある
そんなことを考えることが多くあります
『スティーブ・ジョブズⅠ 』からの続編であるこの著書は
いよいよ、ジョブズがアップルに戻り輝かしい功績を残していく
そんな様が書かれているのですが
そのウラでは、またいろいろなドラマがあったことを
私たちは読んで知ることになるのだと感じます
一生懸命考えていると、どうしても極端になります
来るものは拒ばないなんて状態で、何でもかんでも相手の言いなりで
生きていくような人生、それは真剣に生きていないことを
意味するのではないかと、私はジョブズのかの有名なスピーチを観たときに
率直に思いました
『Stay hungry, Stay foolish. 』
サラリーマンである私みたいな方には、このことは簡単なようで
かなり壁の高い話になっているのが現状ではないかと思います
そりゃぁ、上司の言うことを聞いて、会社の方針に従って、
まぁ、周りの雰囲気を読みながらというか、上手く立ち回っていって
「自分の居場所」を確保する、そんな感じかなと思うのですが
この「自分の居場所」があるかないかで、
サラリーマン人生は大きく変わるものだと思います
No.1の営業実績、社長秘書、社内の情報ツー、お局様
まぁ、何でもいいのですが
その会社にいる自分の意義みたいなものがあって
それで会社に貢献しているとか、自分が会社を支えているみたいなことを
口走って言ったりする方も、中にはいたりいなかったりするんじゃないかなぁって
まぁ、組織に属するといろんなことがあると思うのですが
ようは、周りを見て仕事している方が大半だと感じるわけです
それって、いつか死ぬ自分のやるべきこと
一生懸命すると、人は極端になります
あるテレビでそれを聞いて、なるほどって思いました
みんなちがって、みんないい
ただ、それがなかなか許されないのが
会社だったりするのではないなぁって、なんか悲しいですよね
確かに、周りを見ながら何となくのほうがラクですから
人間は弱いもので、どうしてもラクな方に進む傾向があり
それは、ジョブズだって同じだったのではないかと思うわけです
でも、この本を読む限りでは、
ジョブズは決してラクな人生を歩んでいるわけではない
対立もして、イライラすることも多くって、それに完璧主義なもんだから
周囲に理解されないことも多々あったりして
それでも、アップル復帰後もiMacをはじめ、iPod、iTunes、iPhone、iPad
iCloudなどと、様々なサービスが今日も提供されているわけで
まさに、宇宙に衝撃を与える
それにふさわしい功績がここにあるのではないかと思います
マッキントッシュのころからもそうですが
ジョブズは確実に人類の生活の仕方を変えたひとりであるし
それは、決して周りを見ながらだけでは
成し得ることがなかった功績ではないか
風潮を重んじる私たち日本人には、
なかなか受け入れがたい事実がココにある気がしてなりません
確かに自分勝手に物ごとを進めていくのがいいわけではないですが
周りの意見ばかり聞きすぎるのも
いいことばかりではないということだと思います
ユーザー側は自分のニーズを確実に知っているわけではない
製品が登場したときに、「こんなのが欲しかったんだぁ」って感じで
どんどん売れていったのではないかと感じるんですよね
それこそが、その判断を鈍らせないものは
会社でも上司でもなく、「自分の心に従う」ということ
生きていく意味を、もう一度痛感した一冊でした
自分のしたいことは、すでに自分で知っているものなんですよね
「死んだあともなにかが残るって考えたいんだ。」
そう、なにかが、そこに残るってことで、人生を歩んでいこうかな
心より、オススメの一冊です
- スティーブ・ジョブズ名語録 (PHP文庫)/桑原 晃弥
- ¥580
- Amazon.co.jp
- スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力 (PHPビジネス新書)/竹内 一正
- ¥840
- Amazon.co.jp
- アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝/スティーブ・ウォズニアック
- ¥2,100
- Amazon.co.jp
【スティーブ・ジョブズに関する著書の記事】
スティーブ・ジョブズⅠ
スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン 人々を惹きつける18の法則
【スティーブ・ジョブズに関するスピーチの記事】
【動画】Stay hungry,stay foolish.
いつも感謝します
本当にありがとうございます
【編集後記】
たまプラーザにある金沢まいもん寿司のがんこ三昧
最後に食べよっかなぁって思って頼んでみたら、ボリュームがスゴイの
で、めちゃくちゃ、美味かった
『回転寿司の経営学 』にも掲載されていたお店です
ご興味のある方は、ぜひ~
(時間帯によっては、並ぶらしいですよ)
詳細は、コチラ
- 回転寿司の経営学/米川 伸生
- ¥1,680
- Amazon.co.jp