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『裁く技術 』などの著者でありまう森炎さんの著書です
裁判員裁判制度で、裁判というのが身近なものになってきていることを
改めて感じさせる内容でした
裁判っていうと、何か争いごとがあったり事件に巻き込まれていたり
まぁ、日常の生活ではあまり関係ないと思いがちなのですが
裁判員制度が開始され、私たちもいつ何時に裁判所に行って
実際に裁かなければならない立場に立たされるかもしれません
裁判って、本当に大切なことで
三権分立のうちのひとつを担っているのですが
そこに、何も分からないような私たちが法廷に立って
裁判に立ち会うなんてこと、いきなりはできないですよねぇ
ってことで、この著書では
世に出ている物語や小説などを題材にし
本当だったら、というか裁判になればどんな感じになるのか
情ではなく、実際のところどんな感じなのかというのを
知ることができる貴重な内容となっていました
物語の世界って、どっぷりと浸かっていたりするのですが
よく考えてみると、「それ、おかしいんじゃない」って
つっこみたくなるような、そんなシーンって多いんですね
現実の世界と照らし合わせると、とてもよく分かります
また、殺人のことにも触れていて
人を殺したから、その加害者は死刑かというと
そういう単純なことでもないんだそうです
被害者からしてみれば、たまったもんじゃないと思うのですが
ひとりだからとか、ふたりだからとか、なんかそんなことで
割り切れるものでもないと思うのですが
いろんなケースを考えると、複雑なような気もします
う~む、裁判って難しい
この本を読んでいると、正直ちょっと気持ちが暗くなってきて
萎えてしまうようなところもあったのですが
ちゃんと向き合って考えていかねばならない問題の
ひとつであることには変わりないわけで
目を向けていく必要を感じたりもしました
人間社会において、様々な事柄が日々起きていて
いいことばかりが続いていけばいいのでしょうが
実際問題は、厄介なことも多かったりするわけで
そんな問題を解決していくには、この裁判制度は重要で
そこに市民が参加していく裁判員制度というのは
仕組みなどで問題点も指摘されているのは事実ですが
忙しいなどと理由をつけて目をそらさないで
向き合っていかねばならないことなんだろうと、そんなことを思いました
まぁ、実際の裁判の実例を取り上げてもチンプンカンプンなわけで
こうした著名な物語で解説してくれるのはありがたいですね
そんな一冊です
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【森炎さんの著書の記事】
裁く技術
いつも感謝します
本当にありがとうございます
【編集後記】
おいしいと思うコンビニのおにぎり1位は「ツナマヨ」
株式会社マルハニチロホールディングスは、15歳以上の男女に対し、「鮭に関する意識調査」をインターネ.......... ≪続きを読む≫
これっ、結構不思議じゃないですか
おにぎりって、つくるときは梅とか、鮭だったりするんだけど
コンビニだと、なぜか「ツナマヨ」を欲しくなっちゃうんですよねぇ
コンビニ のおにぎりで「ツナマヨ」は、確かに美味しいかな
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