- プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか?/長野慶太
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ノー残業とか、定時で仕事を切り上げるようなことが盛んに言われているような
そんな気がしているのですが、そんな風潮に待ったをかける今回の著書
残業時間の使い方なんてものが存在するのでしょうか
残業って本当に悪なのでしょうか
一番大事な資源って何ですかってよく聞かれたりして
お金よりも時間が大事とかって耳にしたことがあります
お金を失っても、取り戻すことができますが
時間は失ってしまうと、取り戻すことができないから
そんな時間術の著書も、世に出回っていますが
残業するなという著書は出版されていても
残業をしろっていう、そんな著書はなかったんじゃないでしょうかねぇ
本を読んでいくと、残業っていうニュアンスにもさまざまな捉え方があることに気づきます
この著書の中で勧めている残業は、「私的残業」
ここがポイントだったりするんですよね
残業っていうと、仕事をやらされているようなそんな気になってしまうのですが
裏を返すと、他人と同じようなことばかりしていても抜きんでることができるわけもなく
やっぱり、他人の2倍も3倍もの努力をすることが必要なのではないかと感じます
何にも努力しないで、出世することができるわけなんてない
言われてみれば、当たり前ですよね
確かに、労働基準法(だったかな)で週40時間って労働が定められていて
まぁ、大抵は一日8時間を超えると残業時間になっていくわけですが
本来であれば、人生いつも仕事のようなものじゃないでしょうかねぇ
言い方を変えると、仕事とプライベートなんて本当はないんじゃないでしょうか
そう、会社に行って仕事をしている時だけが自分を成長させているわけではなく
寝ているときだって、お風呂に入っているときだって、通勤時間だって
どんな時間だって、ビジネスに活用できるわけですから
残業がどうだとかって、最終的には個人の意識の問題なのではないでしょうか
そんな気がしました
私も、よく遅くまで会社で仕事をする時もあるのですが
そんな時に限って、先輩社員からいろんなことを教えてもらったりして
その後の人生にも役立つことなんかを学んでいたようにも思えます
かといって、残業を勧めているわけでもなく
要は、時間の使い方だしメリハリでしょうし個人がどれだけ意識して
日々を過ごしているのか
そんなことなんだろうと思いました
自分の人生なんですから、会社に労働時間を決めてもらうのではなく
学びたいと思えば、時間を思いっきり使って残業時間で学べばいいでしょうし
家庭ですることがあれば、仕事を効率よくさばいてから帰宅したらいいでしょうし
残業をするなとか、したらいいとか、そういう問題じゃないですよね
いったい、自分は人生において何を残すことができるのか
結局、こういうことなんじゃないかなぁって最近よく思います
子どもなのか、名誉なのか、財産なのか、功績なのか
それは人それぞれでしょうけど、何にもないってことにはしたくないでしょうからね
時間を大切に
そんな視点から、この本を読んでみるのも面白いかもしれませんね
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【「残業」に関する著書の記事】
ムダな仕事はもう、やめよう!
「残業ゼロ」の人生力
仕事が速くなるプロの整理術
いつも感謝します
本当にありがとうございます
これからも、当ブログをどうぞよろしくお願いします
【編集後記】
我が家には、3台の機関車が常時走っているのです
トーマスと、ジェームスと、ゴードン
我が息子くんのお気に入りです
P.S:「みんビズ! 」でも、私の書かせていただいた
記事が更新されました
『子どもたちはなぜキレるのか 』
興味深い内容ですので、ぜひご覧になってくださいね