「何度同じ話をさせるんだ」
「さっき言っただろうが」
そんなことを言われてしまった経験ないでしょうか
- 話がうまい人はやっている「聞き管理」 (成長する人のビジネス応援BOOK)/梶原しげる
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プロのアナウンサーでシニア産業カウンセラーの資格も持つ著者が
「しぶる相手から本音を引き出す」「話を聞きながら相手の警戒心を解く」
「言葉の裏の真意をズバリ読み取る」などのテクニックを公開している
そんな著書だったように思います
私は、ヘルプデスクと職業だからが
聞くことに関してはとっても神経を使っています
聞き間違いが一番のミスにつながりやすいと思いますし
それが電話だけで行わなければならないから、そりゃぁ慎重になります
著書の中で、話が聞けなくなる六つのパターンがあります
相手の言っていることの意味がわからない
予断や思いこみがあって、言葉の意味を取り違える
自分の話ばかりする
相手の話に興味が持てない、聞きたくない話をされる
緊張して、相手の話が聞こえなくなってしまう
注意散漫で聞くことができない
一見、どうしようもないようなことばかりですが
こんな状況になっったときに、どのようにして聞いたらいいか
そんなヒントが隠されている、そんな著書のようにも感じます
聞くって本当に大事なことですから
相槌の打ち方も、上手い人と下手な人がいて
話す側からすると、やっぱ上手に相槌をしてくれるほうがスムーズに話すことができるし
気持ちがいいものですから
インターネットが普及して、いろんなツールが出てきたのですが
それゆえにか、コミュニケーションができない人が増えたって
いろんな文献で目にすることも多くなったように思います
私も、「コミュニケーションを潤滑にできるように何か考えてくれないか」と
仕事をしていて言われたこともありました
それだけ、コミュニケーションが重視されていることなのでしょうが
そもそコミュニケーションの第一歩が「聞き管理」だったりするんでしょう
それにしても、人間は話したがりですからね
できる営業マンは、ひたすらお客様のおっしゃることを聞いているといいます
そこから、相手の潜在的なニーズを引き出して
希望しているものに沿う提案を行っていると聞いたこともあります
コミュニケーションをとる上の土台となるのが「聞き管理」なんだろうって
この著書を読んでいて感じました
また、改めてアナウンサーの「聞き管理」ってすごく参考になると感じました
「報道ステーション」の古館伊知郎さんの聞き方とか
いろんな番組で司会者がパネラーのみなさんの話を聞いている姿なんかは
私たちのビジネスにも役立つのではないかと思います
話し手が気持よく話を進めていくには、
やっぱり聞き手に要因がありますから
上手くコミュニケーションを取るためにも、この「聞き管理」は
身につけていきたいものですね
どうしても話し手に目がいってしまいがちなんですが
テレビをみるときも、もう少し聞き手の態度にも注目していきたいと
感じさせてくれた著書でしたね
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