東北大震災支援のため岩手県山田町の避難所に行って
参りました。
私が担当させて頂いたのは、大沢小学校の避難所。
今なお、86名の方が避難所生活を送られています。
このほとんどが津波で家を流された方々で、約2カ月間
この小学校で避難所生活をされています。
被災者が教室に約20名、4つの教室に分かれて生活され
ていました。
1人が自由にできるスペースは畳1枚程度の広さ、そこに
自分の荷物や布団を片隅に置いて、また隣との仕切りもない
状態、もちろん男女関係なくまた、小さな子供から高齢者の
方々まで一緒になって避難所生活を送られていました。
この避難所には、大沢小学校に通学する児童が10名。
親を亡くした児童もおられ、悲しみに耐えながら、精一杯に
生きようとする姿には感銘させられました。
私も支援の合間に小学校の体育の授業に参加させて頂き、
子供達と一緒に一輪車に乗る授業を受けました。
しかし、運動場には仮設住宅の建設が進められている関係で
限られたスペースでの授業でした。
しかし、本当に元気一杯で、気兼ねなく「どっから来たの」とか
「一輪車乗れるん。」、「鉄棒まで競争しよう。」と声をかけて頂き、
短い時間でしたが交流の輪を広げることができました。
支援を終え感じたことは、さきに、報告したように子供達は、勉強も
しっかりと頑張って、分からないところがあれば職員室を訪ね先生に
質問するなど今後、必ず復興して震災前の山田町に戻った時には、
「自分達がこの町を背負っていくんだ。」との意気込みを強く感じ、
前へ前へ進んで行こうとする小さなエネルギーが避難所には満ち
溢れていました。一つ一つの課題をクリアすることで、近い将来、必ず
大きな力となって役立つでしょう。
はっきり言って、復興に向け私は何もできませんが、この子供達の
姿に出会い、今後、自分の子供も含め、普通の生活ができることに
感謝の心を持ち、くじけたり、落ち込んだことがあっても未来に向け
前へ前へ進んで行こう。とアドバイスできればなと思います。
桶谷



