決め手は顔でした | ちびごりらの平凡な日常

ちびごりらの平凡な日常

保育園で保育士をしていましたが、体調を崩して退職しました。
母の介護、自分の障害、好きな音楽のことなどを書いています。

特別養護老人ホームにいる母の面会に行きました。

 

前に母が所属していた合唱団の演奏会があり、メンバーの方がパンフレットを送ってくださったので、それを持っていきました。

 

演奏会は大成功だったようで、母は嬉しそうにわたしの話を聞いていました。

それから、パンフレットを一ページずつ丁寧にめくりながら見ていきます。

ふと母の手が止まりました。

それはパンフレットに挟まっていた1枚のチラシ。

バイオリンコンサートのチラシでした。

演奏者の大きな顔写真が載っています。

かなり整った顔立ちの男性。

 

母はじ~~~っとみつめていました。

とっても気に入ったようです。

一度テーブルに置いては、また手に取ってみるほど。

 

パンフレットには他にもチラシが挟まっていたのですが、全く興味なし。

母、わかりやすすぎ。

ふ~ん、面食いなんだね。

 

別れ際、チラシに母の名前を書いておきました。

なくさないようにね。

 

 

パンフレットを堪能したあとは、宮本浩次さんのMVを見たりインスタグラムで小さい子ども達の動画を見たり。

あっという間の30分、楽しい時間でした。

 

母にはちょくちょくハガキを送っています。

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